迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

今日から住之江競艇ではナイターが始まった訳だが…。

以前、岸和田競輪と住之江競艇に関する話でも説明したが、住之江競艇は主催者が2つある。ひとつは大阪府都市競艇組合という大阪府自治体団体、もうひとつは箕面市である。で、今日からこの2団体共同(てか、交互に入れ替わり)で“ナイター競艇”を行なう事になった。以前から蒲郡(愛知県)や若松(福岡県)、桐生(群馬県)で既に行なわれてはいたんだが、都市部にある競艇場でナイター開催を行なうのは、この住之江競艇が初めてだそうな。題して“住之江シティナイター”との事。ま、最終Rが平日で20:25、土日・祝日は19:25なんで、実質上は“薄暮競艇”っぽいが、コレは場所柄と競艇の“特徴”が影響してる部分があります。

ファンからは“競艇のメッカ”と言われている住之江競艇だが、今までココがナイター開催に消極的だったのは、周囲に大阪市営の住宅団地が“密集”しているからである。オイラの伯父が、この住之江競艇場のすぐ近所の団地に住んでいて、開催時は新なにわ筋住之江公園(以前説明した、競輪場跡地)を挿んだあたりに団地があるにもかかわらず、モーターボートの爆音がドップラー効果(音が建物に乱反射する現象)で館内に響き渡るという状況である。昼間がコレであるから、夜間だとおそらく、環境に慣れてない人は、かなり五月蝿くて眠れない。(イヤ、マジで。)
しかし、周囲の環境がここ10年で大幅に変わった(周囲に24時間営業の商業施設ができたり、老朽化した団地が閉鎖になったりetc…)事が影響して、ある程度なら大丈夫と判断された様である。また、競艇に使うエンジンの性能が上がり、いわゆる“消音設定”のモノが開発された事も影響にある。専門家(つうか、競艇マニア)に言わせると、スピードやパワーは通常のエンジンより若干劣るけど、ナイトレース用と割り切って使う分には十分なエンジンだそうな。
ただ、問題になるのは、この時間まで競艇場が“営業中”だと、全レース終了後の交通量が一気に増えるため、周辺道路(バス)と地下鉄(四つ橋線ニュートラム)が“激混み状態”になるということ。昼間の開催中では、堺駅方向(南海沿線ファン専用)や天王寺方向等にバスが増便されるんだが、コレ用にストックしてあるバス(近くにバス基地がある)が一斉に出払うため、住之江公園付近の交差点では、しばらく交差点内での“停滞”が発生する。こうなると各停留所のバス時刻表は意味をなさなくなり、いつバスが停留所に止まるかわからなくなる。夜の方が若干ダイヤに余裕があるとはいえ昼間でコレですから、さらに予測不可能な状況に。地下鉄・ニュートラムの場合はさらに悲惨で、帰宅ラッシュと終了時刻が重なる為、駅構内はかなり混雑が予想されます。
とはいえ、こういった問題は、開催回数を重ねる事である程度予測も立つし、混乱は少しずつ解消するでしょう。こういう、思い切った試みをやろうと考えた関係者の苦労はこれからだとは思いますが、都市部の競艇場だからこその良さをアピール出来れば、競艇に興味の無かった人でも一度は遊んでくれると思います。さて、オイラも明日は会社帰りに立ち寄ってみるかw