迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

間違いだらけの“軍事主義”

どうやらOFF会をやってる最中に、北朝鮮(というより、北朝鮮の軍事機関)は日本海にほど近い場所で、地下核実験をやっちまった様です。北朝鮮スポークスマンは、“実験は成功した”とほざいている様ですが、何を今更そんな事をブッ扱いてんだと思う。コレを止められなかったアメリカはもとより、周辺国家でしかも“擁護派”であるロシアや中国、そして韓国も、北朝鮮が自分達までもバカにしたって事が、世界的に“実証”されっちまったって事です。(当然、日本もw)
山岳地帯が多く、しかも入組んでるからという理由で、大規模な“掃討作戦”もできないし、北朝鮮の庶民は軍部や政府自身に抗議する事もできないという状況、ハッキリ言って“手詰まり”って感じです。
でも、考えてみてほしいんだが、軍備を拡充すればする程、その分の税金はキツくなる訳だし、ただでさえ貧困に喘いでいる国民が多いのに食料生産より周辺各国を“脅して”物資をかっぱらうのって、間違ってると思いません?そう、コレこそ究極の“他力本願”ってヤツです。

恐らく軍部の幹部クラスは、金正日に“責任”を擦り付けて、自分達は“ドロン”するつもりでこういう事をやってるんだろうと思います。つまり“獅子身中の虫”が、エエカッコ言って唆してるんだと思うんです。なにぶん、“ロイヤルファミリー”ってヤツに与していれば、最高の生活水準は確保される訳ですし、最高責任者は金正日本人ですんで、いざ“戦争”となって敗戦しても、“A級戦犯”として捌かれるのは彼ですから、その前に自分達が“亡命”すれば責任逃れだってできます。そう、金正日こそ北朝鮮の“傀儡”でしかなく、ホントの“罪人”ではありません。あくまで国家をボロボロにした“責任”を国民を代表して問われて“処刑”されるのであって、“真犯人”はそういうのから免れた上に“祖国”を捨ててますんで、お咎めナシで生き延びます。(あると言えば、“祖国”に帰れなくなるだけw)
事実日本でも、天皇の処遇を当時のGHQはどうしようかと考えたのです。ただ、昭和天皇はこの戦争で傷付いた国民を思い、自らの首をGHQに差し出すつもりでいました。この精神は、現在の天皇でも同じです。(もちろん、皇族の方々もです。一部、違う考えの方もいらっしゃるようですが…)しかし、事実上主導権を握っていたアメリカは、日本人の天皇に対する“忠義心”を考え、旧大日本帝国軍幹部(特に政権を握っていた陸軍幹部)に対して“戦争責任”を問い質し、その上で処罰に踏み切ったのです。(コレを逆手に取ってる中韓反日派は、バカとしか言いようがないんだが…。)
そう、やり方と場所が違うだけで、“惨劇”は繰り返される運命と考えて良いと思うんです。誰が“止めてやる”べきかと他人に問うより、まずは自分が犠牲になっても“自分にとって大切だと思うモノ”を守る為に闘う事が、ホントは大切なんです。その相手が、たとえ“愛するべき祖国”だったとしてもです。その為の手段としての“対話”であり、国交をめぐる“取引”だと、オイラは思ってます。しかし、相手が物理的な“武装”をやった場合は、それでは通用しません。今の状況では、もう、そういうトコまで来てしまってる…正確に言えば“相手が勝手に”そこまで“暴走”してしまったって事です。
だからといって、こっちも“応戦”する準備をしていて良いのでしょうか?答えは“NO”です。あくまで相手が“手を挙げる”まで待つのが“被害者”になる為の鉄則です。規模は違いますが、“いじめ”問題の根底にある“法則”で、こっちが“仕掛けた”事であっても、相手が“倍返し”で攻撃した場合、“被害者”は“仕掛人”の方になり、本来の“被害者”は、何も事情がわからない第三者の手によって“加害者”に変貌するんです。(オイラもコレで、何回被害に遭ったやらw)
忘れてはいけないのは、“昔年の恨み”という概念を楯に子孫末代までネチネチと相手を攻めていると、最後は自分(正確にはその子孫)が“加害者”になってしまう罠に嵌るという事。だから、特に大人であるならば、過去の出来事を忘れる事はできなくても、何らかのカタチで“決着”をつけ、子孫にまで自分の“個人的な恨み”を背負わせない様にすること。その為にできる事…それが“在日外国人”として罵られている人々の闘いであり、それに協力してやってこそホントの意味での日本人がやるべき“過去の清算”だとオイラは思ってます。単なる為政者だけの“なれ合い外交”より、庶民感覚で相手を思いやり、いうべきことをハッキリ言う“机の上の喧嘩上等”な外交こそ、道を開く大きなカギだと…。