迷馬の隠れ家 はてな本館

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あどランアーカイブ その27(発案者は疲れる?!)

流石に14年2ヶ月も放送し続けるとネタだって尽きるし、同じ様なネタだと飽きるし、だからといって“アナウンサー”の本分を外れたチャレンジは、(征平タンみたいなタイプはともかくw)放送局の“社員”である以上事故でも遭ったら洒落にもならない。(実際ロケ中に、大怪我を負ったアナが数人程いた。)だが、こういう企画を持ってきた“発案者”の場合は別。だって、無茶な要求を提出して採用された以上は、発案者自身が参加しないのは“あどラン”の企画会議上において“御法度”とされていた。その為、“言い出しっぺ”が逃げる様なマネをした場合、アナウンサー室長自らの“制裁”が下るのは当然として、時と場合によっては企画会議への参加を禁止する措置をとられたケースもある。

スタジオでできる企画なんかは比較的楽(でもなかったりするがw)なんだが、体力勝負な企画の場合、個人技ならともかく団体戦はからっきしな為、その責任は発案者当人に降り掛かる。そのため種目によっては、ホントに発案者自身が意地になって、結果を出そうと奮闘するが、かえってみんなの“足を引っ張る”なんてオチもしばしば。例えば鯖街道縦走は、そもそも三好アナが鯖寿司の名店の味を探求しようと企画し、単なる“グルメリポート”として紹介するつもりだったのを、“それじゃオイシくない!!”と言われ、それじゃ…と若干手直したのが運の尽き。その為“言い出しっぺの掟”に従い、強制参加させられたのはいうまでもない。(三好アナの場合、途中リタイアはある意味“お約束”みたいなモンですw)
中には、故郷の祭りに参加したい一心で企画を出し、マジで参加した経緯をドキュメントとして放送した猛者もいますし、同じ企画を何度もしつこいぐらい懇願して、恥をかいた勇者もいます。(誰とは言わんが…なぁ、そこの競馬アナ2人w)
ただ、こういう企画を出す人間がだんだん限られたメンツだけになってくると、ベテラン勢より若手に期待したいんですが、なんせ“あどラン千里組”はともかく“あどラン茶屋町組”は、どんなに良いアイデアを提出していても、既に“放送済み”という事で却下されるケースが多く、必然的にベテラン勢“有利”で話が進んでしまう傾向にならざる得ない状況だったのは確かです。新規のファン獲得の為なら、初期のネタをもう一度リストア(アレンジ変更や方向性を変えて等)して放送するという方法もあったとは思うんだが、“一度採用されたネタは放送しない”という掟の下では、無理だったといっても過言ではない。