迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite announcer vol.22

お待たせしました。今月の“My favorite announcer”は、久々のCRKアナの登場です。前回(vol.3)は奥田アナでしたが、今回はCRKが生んだ“関西ラジオ界の女傑”小山乃理子アナの話です。“え、ノコさんってラジ関のOBな訳?!”とおっしゃるア・ナ・タ。実は、正真正銘CRKの“OG”です。(誰や、“漢やろ?”と言ったヤツは!!)
“共演”した男性アナ達が最も恐れる“ラジオ界の姐御”は、意外と“寂しがり”な部分もおありな様で…なかなか資料が手に入らない(詳しい資料が少ない)状況だったので、殆どオイラの印象だけでまとめさせてもらいます。

“気分はアクティブ”(vol.10参照)で薫兄とコンビを組んでたんだが、実は意外な“共通点”がある。それは、出身地。実はノコさん、ハナから“神戸っ子”ではなくて、生まれたのは北海道の小樽である。(薫兄は函館生まれ)小学校に上がる直前ぐらいに、両親の都合で神戸へ移り住んだそうで、以来ずっと神戸を“生活の場”にしてきた訳である。で、幼少期はどうしても神戸を好きになれずにいたんだけど、就職活動当時(1960年後半)の須磨スタジオには送信所も併設されていて、そこから眺める風景は、幼い頃に訪れた厚田村(現在の石狩市)にも似ていたらしい。それ以来少しでも多く神戸の街の良さを知りたい、神戸に住み続けたいと願う様になっていったそうで、その思いが“CRKのアナウンサー”という方向性へ導く“カギ”となった様です。
(で、アンテナによじ登ろうとしたんで、先輩アナに叱られた事もしばしばw)
そもそも、人情熱い上に“調子乗り”という性格で、人一倍正義感が強く、そのため多くの男性陣が“セクハラもどき”な行動をとったとしても、多くの場合は“返り討ち”に遭うらしく、関西学院大学でも生田教室でも、並み居る男性陣を震え上がらせた“武勇伝”があるそうな。その影響か、彼女と共演する事になった際は(特に関西出身アナは)、真っ先にノコさんに主導権を与えてしまうそうな。その為、タメ張って共演できる男性は限られていて、その中の一人が、かつての“バン・ノコ”の相棒であった探検家の馬場章夫(ばんばふみお:“ごめんやす馬場章夫です”のメインパーソナリティで、現在も“ラジオの達人”木曜を担当している)であった。また、その影響からか、知り合いから頼まれると断れない性分故に、時には阪急ブレーブス(現在のオリックスバファローズ)の女性限定ファンクラブの発起人になったり、阪神・淡路大震災での体験がきっかけで神戸市議会議員へ立候補したり…ま、思い立ったらすぐ行動するのが“持ち味”だったりもしますw
CRKを退社した後は関西の放送局を渡り歩いたが、元々自分から“見た目が悪い上にガラも悪い”と言って、テレビよりもラジオのみで活躍していた。そのせいか、実は婚期を逃してしまったらしく、現在も独身なんだとか。ただ、数年前から犬を飼っていて、番組を担当してる時でも留守番している愛犬を気にしているようである。
ちょっと意外かも知れないが、実は宝塚歌劇にハマるきっかけとなったのは、現在でも放送されている“ビバ・タカラジェンヌ”という番組を始める際に、それまで宝塚歌劇に興味がなかったんで、取材も兼ねて宝塚大劇場まで行って鑑賞した事からだそうで、その時に取材したタカラジェンヌ達と仲良くなっていくうちに、後輩のタカラジェンヌ達からもフラングに付き合える“姐御”になったんだとか。だから番組中でも年齢差を感じさせない会話と、ファンの気持ちを代弁した質問を投げかける場面を聞かせるのである。(確か、三浦(紘)アナと同期入社…いえ、滅相もございませんw)