迷馬の隠れ家 はてな本館

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My favorite announcer vol.23

はい、本日は“My favorite announcer”シリーズ第23弾(“NEXT”も含めたら、今回で30回目)をお届けします。今月は昨日の予告通り、関西&東京以外のアナ話です。ま、このBlogをちゃんと読んでる方ならお馴染みかとは思うが、今月は北海道・STV札幌テレビ放送工藤準基アナの話です。以前に“釣ーりんぐ北海道”の話とかでも取り上げてるんだが、今回は“My favorite announcer”シリーズに相応しく、アナウンサーとしての部分を、少ない資料(大阪にいると、他地方のアナ情報は、ネット環境があっても手に入りにくいのよ。トホホ…)の中から、オイラが記憶してる部分も含めて紹介させていただきます。

生まれも育ちも北海道…と言えば単純だが、ひとくちに言っても他府県に比べて広いモンだから、アナのプロフィール紹介の時は、地元出身アナは“市町村名”まで表記されている。で、彼はホムペ上では沼田町出身と紹介されている。(手元の資料では、なぜか滝川市になっているw)だが、彼が生まれ育った集落は、今はダム湖の底に沈んでるらしい。その為、実質的には大学時代からいる札幌市が故郷ともいえるだろう。元々真面目青年で、そのせいか物事を真面目に考え過ぎて、暗く落ち込むクセがあった。それが改善したきっかけは大学時代。入学と同時ぐらいに落語研究サークルにはいり、話す楽しさや落語の魅力、そして人とのコミュニケーションの難しさを学んだ事が、現在の性格に結びついている。
確かに、彼が担当しているラジオ番組を、何度か現地で聞いた事があるが、思いっきりオヤジギャグを言ったかと思えば、急にトーンダウンして静かになったりと変化が激しい。で、誰かに似てると思って、こういう性格に該当するアナをオイラなりに探ったら、角アナと同じなのに気付いた。(声質はハネヒデなんだがw)そういえば角アナも、関学の落験出身で、緩急の使い分けが上手い方ではあるが、工藤アナの場合は陰湿な雰囲気は一切ない。どちらかというと、“あっけらかん”としている。が、それはあくまでマイクの前だけの話であり、本来の性格はたまに順番が回ってくる“アナ日記”(STVホムペで公開されているアナ達の“独り言”のコーナーw)に書いている文章からは、たまに滲み出ている事がある。
学生時代の経験上から、ファンとの交流に関しては積極的な方で、担当番組内で何度もファン参加型のイベントを仕組んで、その度にファンから好感を得ているフシがある。その事が、この春にあった“釣ーりんぐ”の存廃問題でのファンの“嘆願書騒ぎ”に繋がってる部分がある。てのも、以前紹介したネタ(“大海原への鎮魂歌”参照)の通り、共演者…というよりメインMCが亡くなって、番組を一旦終了させる事となったんだが、この情報を聞きつけたラジオ番組のリスナーが、彼に対して励ましのメッセージとともに、“釣ーりんぐ”の存続を訴えたのがきっかけとなり、多くのファンの思いを無碍にできないとして、ゴールデンウィーク以降の“放送再開”を約束したという経緯がある。
過去の担当番組を検索しても、その殆どがラジオ番組で、しかも朝の番組が多い点は三上公也アナにも似てるが、できれば見た目や人懐っこそうな笑顔を全国区で見たかった様な気がする。だが、なにぶん北海道訛りが激しく、入社当時を考えると、元々のデブ体系(オイラも、人の事言えんが…w)が災いしてるのか、TVでの活躍が“ローカル限定”だったのが悔やまれる。(今でこそ、CSでのサイマル放送で“釣ーりんぐ北海道”を見る機会が増えて、多少は全国のアングラーに知られる様にはなったけど…)
朝イチの飛行機で(大阪だと10時ぐらいに)北海道へ着いた後、乗り込むレンタカー屋の送迎バスのラジオがSTVだと、必然的に彼の声が聞こえる。その声を聞く度に“ああ、北海道へ着いたんだ”と、改めて認識する。オイラにとっては欠かせない、ラジオから聞こえる“風景”がそこにあります。