迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

難題ばっかな話。

新しい勤務先の規定で、バイク通勤がNGとなってしまった。で、ちょっと通勤経路の確認も兼ねて、夕方の“逆ラッシュ”を利用して、現行で考えられる最短ルートの割り出しをやってみた。たまたま同じ方向から通勤してるヤツから聞いたルートを使ってみると…

バイクで行くより約2倍の時間(バイクで直通すると30分、電車だと乗継ぎや移動の関係で1時間強)が掛かり、しかも予想通りに(交通量は少ないが)人の気配が全然ない“女性にとっては危なっかしい”トコを、延々10分も歩かないと行けない事が判明した。
確かに、バイクやクルマでの単独事故を起こして会社が払うハメになる労災費用やその他諸々の経費(含む死亡手当)を考えると、電車やバスを利用した通勤の方が却って安上がりで安全だというのはわかる。が、それはあえて言えば“男性の意見”であって、女性の観点からいえば、どっちもどっちである。むしろ、通り魔やひったくり被害があり得る危険な通路を通ってまでも駅まで行くより、同じだけの危険ならクルマの方がよっぽどマシだとオイラは思う。(夏場はともかく)
女性の観点がわからない企業というのは、所詮はどんなに業績が良くても、その部分の欠如が後々、雇用システムでの不具合を生み、没落するのである。それは、今に始まった事ではない、過去の没落した業種を見てもわかる様に、女性の意見を無視したが為に重大なミスを犯し、結果業績悪化を招いた挙げ句に創業者一族の“逃亡”を許し、残されたモンがバカを見るのである。
近所だから安全だとか、公共交通機関だから確実だとか、そういうのが全く通用しなくなってるこの時勢において、未だに寝ぼけた事を言う上層部を見る度に、結局苦労するのは“下っ端”であると痛感する。コレが原因で、最近の若年層がやる気を出さなくなってるのがイマイチわかってないのだ。常に若い世代は、過去の栄光に縋り付き、デカいツラして何もできないオッサンに呆れている。それを是正する為には、自分達が本気で、“相手の主張”に耳を傾け再考する事である。かつて自分達を苦しめた“頑固者”のせいで、人生を棒に振った多くの“親友”の為にもである。