迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

積載の極意は積み木積み?!

オイラの以前の配属先と現在の研修先は、店舗へ振り分けする作業がメイン。必然的に商品や備品の集配準備の為に、商品を所定の台車に積み込む作業がある。で、コレが結構頭を使う訳で、配送先を間違えない様に仕分けるのと、荷物の形態によって積み方を変えてやらないと、商品がダメになる。で、今までは砂糖や塩(1ケースで20〜24kg!!)とか、せんべいやポテチ(1ケースで1kg弱w)等の比較的簡単なヤツだった訳だが、現在の担当が生鮮食品(主に肉!!)なんで、コレが細かい&厄介なヤツなんだよねぇ。でも、やってる事は一緒なんで、コツさえ掴めばこっちのモン。(ただ、あの冷蔵庫の中はこの時期、正直身体にこたえるわw)

ゲーセンなんかでよくある、パズルゲーム(積みゲー系)をやってるヤツならわかると思うが、積み込み方ひとつで、省スペースでも大量に荷物を積み込む事ができる。TVゲームと違うのは、実際の物体を使ってやる事である。つまり、“積み木遊び”の延長線上にあるのが、配送用の荷造りの“極意”という訳である。
例えば、同じ重さの物があったとしても、大きさが変わると実際より軽く感じたり、その逆に重く感じる訳である。従って、箱の大きさよりも、中身の比重から積み込み順を決めれば、キチンと積める事ができる。また、中身の形状が粉状なのか、液体かでも積み方は変わるし、同じ液体でもペットボトルなのかガラス瓶なのかでも重さや積み方が変わってくる。こういう事を踏まえた上で、台車に乗せるのは基本中の基本である。
更に頭を使うのが、食料品か否(洗剤、靴下等)かで判別しないといけない場合もある。特に、砂糖や飴は、成分の関係(基本的に砂糖は、ある意味炭素の固まりなんで…)で、洗剤や糠味噌と一緒に積むと、すぐに匂いが付いてしまう。(当然だが、トラック庫内に鮮魚や精肉の臭いが残ったままだと…書いているだけでも吐きそう|||orz)故に、砂糖を使った菓子類は、必ず他の荷物と別にして積む必要性がある。
生鮮食品でも然りで、素手で魚や肉を触るのは衛生上だけでなく、手の温度によって鮮度が落ちる。よって、作業場は常にチルド状態で、必要に応じて扉を開ける程度にしてないとダメ。当然だが、常にゴム手袋と軍手(しかも新品)装着で作業しないと不衛生である。
こういった事を考えて、毎日の仕分け作業をやってるのであり、コレができてないと、店舗だけじゃなくてその先の“お客様”にまで迷惑をかける訳である。ま、今までのトコは上司が上司だったんで、エエ加減だった訳だがw