迷馬の隠れ家 はてな本館

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学会流の冠婚葬祭

さて、オイラの妹者1号の結婚まで2ヶ月を切った訳だが、ここいらへんで少し、学会員の冠婚葬祭について説明しておこうと思う。基本的に学会員の結婚式は、いわゆる“人前(じんぜん)”での宣誓程度で、その分披露宴(てか2次会)で派手にドンチャン騒ぎをする(?!)のが定番となっている。レアケースとして、相手も学会員だった場合や結婚を期に相手が入会する場合、近くの地域会館を借りて式を執り行なう場合もある。(コレだと、式場レンタル料なんかが掛からないんで、若い二人の懐も暖かいw)子供が生まれても、一般的な宮参りは行わず、代わりに“福子(ふくし)”と称して入会手続きが行なわれる。両親が学会員の家庭であれば、その子供達は入会の時期に問わず“福子”として、幼少期から徹底的に日蓮仏法と学会精神の哲学を勉強する事になる。(当然だが、勤行・唱題のやり方も)
一応、七五三や彼岸法要、盂蘭盆会といった一般的な儀式はある事はあるが、すべて地域会館での唱題会で済ませてしまうのが通例で、他宗派の様に仰々しく行なう様な事はしない。

さて、葬式に関する話だが、ココでも通常と違う部分がある。その最たるモノが、葬式および法要の時に僧侶を一切呼ばないのである。以前“C作戦”のトコでも説明したが、宗門(日顕宗)が一方的に“縁切り”したモンだから、それなら宗門の“生臭坊主”は無用という訳で、地域幹部を導師として執り行なう“友人葬”で済ますのである。てのも、もともと葬式という儀式は、あくまで故人の親しかった者達が最期の別れと、来世へ旅立つ者を残されたる者が見送る行為であると位置づけてるからだ。そのため、終始通常の勤行と同じ手順で進む。違うのは、途中で故人に対するメッセージを読み上げたり、御書の一節を繙いて列席者へ導師役の地域幹部から挨拶する行為が入る程度である。(また、通常は香典を受け付けない。但し、コレは“家庭の都合”にもよる。)葬式会場も都会では公営の斎場内にある葬儀場を借りるか、公民館を借りるケースが殆ど。そのため、葬儀会社のホールを利用する際に、この事を説明するのに一苦労するトコもある様である。(友人葬に関して理解してくれてる葬儀会社なら別なんだが…。)
当然だが、法事は地域会館を利用して行なえるんで、予め地域会館に問い合わせて会合でブッキングしてなければ、指定日に場所を提供してくれます。(ただし、供物や設営等は自前w 館内は飲食および喫煙はNG)