迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

ミニバイクで散策をしたら…

いやはや、会社へ提出するべき書類の締切が今日だったんで、ちょっくら勤務先までバイクでGO!っと相成った訳である。で、ただそのまま帰るのもなんだし、ここんトコ出番ナシでガレージの隅に追いやられてるオイラのミニバイクで、ちょっくら大阪市内をミニツーリングしようと思い立って、バイクを今週末行なわれる大阪国際女子マラソンのコースを一部なぞる様に走った訳である。すると、何やら昨日からブツブツ言ってるノブさんが、急に
“そこ、曲がって!!”
と言い始めた。ま、付き合ってやるかとバイクを言われた方に向けて走らせると…。

JR美章園駅まで行くと、
“行き過ぎた、バック×2”
と言ったんで、適当なトコでUターンをカマして天王寺方向へ。すると、
“そこを右。あ、そこは一通だからバイク降りて歩いて…そうそうこの道、ボクの通学路なんだよなぁ。周囲は随分変わったけど、懐かしいねぇ。”
と、耳元で話しかける。で、ノブさんのナビ通りに歩くと…府立の某高校の前まで辿り着いた。マーティ(の生前さん)が阿倍野区出身なのは知ってたが、ノブさん(の生前さん)は隣の天王寺区だとオイラは思っていた。が、どうやらマーティと同じ(てか、近所?)だったらしい。
どうりで、マーティの故郷である阿倍野区を通過する時にノブさんの波長も増幅されてしまう訳である。(ま、天王寺区も一緒に通過するからなんだけどw)で、帰りの際にひょっとしてと思い、ノブさんと話してたんだが、どうやら同じ阿倍野でも住んでた地区が違ってたみたいで、生前さんの年齢差もあるみたいだが、面識は今みたいになかったらしい。けど、懐かしそうに校舎やグラウンドをフェンス越しに眺めているノブさんを見ていると、なんだかオイラも“あの日”に帰りたいな…という郷愁に誘われた。けど、時間は戻らない。どんなに“美しい思い出”も色褪せて、いつかは消えゆく。でも、ちょっとしたきっかけで甦らせる事ができる。それはこの世に生きてる者も、その身が滅んで魂だけの存在になっても、同じなんだと実感した昼下がりでした。