タマちゃん、また“ドナドナ”ですかい?

一部報道に出てた様だが、テレ朝の春期改編で、またABCの赤江珠緒アナが“東京行き”となる様です。相当“スーパーモーニング”での貢献度が高く、しかも首都圏では未だに人気があると見て、再び全国区の朝番組へ登板と相成った様です。今回はその“スパモニ”が終了し、その代わりに始まる情報番組のメインMCとの事。確かに、現在担当してる番組でも、アシスト役としてはメインMCを“喰ってまう”傾向があって、ローカル枠ではもったいないぐらいの存在感ではありますが、あくまで“大阪の局アナ”です。東京の放送局よりも、大阪のスタジオで放送し、それを“全国配信”すれば、万事丸く収まるハズなんですが、こういうのは在京放送局の“メンツ”が掛かってる分、そういう訳にもいかない様でw

一度“出向”というカタチで系列局の番組に参加するアナは、通常その担当番組が終了するか、“任期満了”で降板した後は、所属局からの中継(or所属局の全国向け自社制作番組)以外で登場する事は、あり得ない話です。が、きよぽんや征平タンみたいに所属局がスケジュール管理を当人に任せた場合や、特番に限って“臨時出向”というケース(TeNYテレビ新潟の堀敏彦アナは、日テレ系の“ズームイン!!朝!”のレポーターとして日テレに出向してたが、新潟に戻った今でも“欽ちゃん真吾の仮装大賞”でのナレーション担当のため、東京に行く事がある。)もあります。
また、系列キー局への“出向”というのは、(以前、努兄の話でもやったとは思うが)地方局のアナからフリーアナへ転向するという意味合いもあり、東京に出た途端、あるいは“任期満了”で所属局に退職届を提出するアナもいます。SBSにいた荻島正巳アナ(この方も広瀬アナ同様に仕事しながらガン闘病中…)やRCC中国放送に在籍していた柏村武昭アナ(現在は某政党の“狗”だが…w)も、実は出向を機にフリーになったクチで、その後の活躍についてはココではあえて触れません(そういった詳しい事は、いずれ“My favorite announcer”シリーズでやります)が、そこそこ実力があるアナの場合は東京(地方)ローカルでもなんとか喰ってけます。問題はその際の“引き際”です。
所属局に遺恨を残して退社した場合は、どんなに人気があっても、元の所属局に戻るという事はしませんし、逆に愛着があり過ぎて、他のアナの出番を“喰って”しまうケースも多々あるのです。当然ですが、地方によっては未だに“カリスマアナ”の異名を持っていて、ローカルなのに“やたら売れっ子”という方もしばしば見かけます。(逆に、東京に出てから人気が落ち、地元でも“落ち武者”状態なアナもいますがw)そういう意味では、所属を変えずに、しかも系列キー局から熱烈な“ラブコール”を受けた赤江アナは、ホントに貴重な存在です。(てか、テレ朝もこういう女性アナを、自前で育成しろと小一時間…ry)