迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

“種”が不良だと“機械”は作動しません!!

厚労省のバカ大臣が発端となっている、女性軽視ともいえる発言に関して、野党の女性議員を中心に槍玉挙がっている様だが、もしもジョークに長けた女性議員がいたなら、こう言い返せたでしょう…“それなら、あなたの『種』は不良品ですねw”っと…。
性行為の果てにある“赤ちゃん”は、男女双方の生殖機能が正常でなければ発生しないのは、生物学をちょっとでも学んでいれば理解できる範囲。それを女性の生殖機能のみに限った言い方は、“勉強不足”としか言いようがない。まして、子供を作りたくても作れなかった(子宮筋腫や卵巣ガンで摘出手術を受けた、感冒による高熱を起因とする睾丸の機能不全や前立腺の病気など)カップルだってたくさんいる訳だし、無事に出産できてもその後の費用(養育費や学費など)があまりにも高額(小学校から大学まで、すべて公立だったとしても、最低1000万円以上必要)という事情もある。

とにかく、現在の20〜30代の独身者が結婚しない&子供を作らない背景には、社会そのものが“儲け主義”に走り過ぎて、その先を考えてなかったのが原因である。もっとも、そうならざる得ない雇用情勢を作り上げた社会も問題だが、それ以上に地域が、あるいは自治体が総力を挙げて“子育て”をしようという姿勢が見えない。コレが結果として職に就いてる女性が“安易に子供が産めない”状況を作り上げている。企業もまた然りで、女性労働者に対して出産や育児にかかる時間を“ムダ”として取り扱う傾向がある。つまり、女性は若いうちに“結婚=退職”こそ経営者としては“理想的”であり、女性が運営幹部や管理職を目指そうと思えば、それこそ結婚を諦め“お局様”として生きるしか男性とのハンデを詰める事ができない。まして、“旦那様”の収入が不安定だったらなおさらで、こうなると少子化は歯止めがかかりません。
オイラの家庭も、オトンの収入ではやってけなかったんで、必然的にオカンのパート収入(と、亡婆様の仕立屋稼業での収入)が必要だった。そのせい…というか、貧乏なりにも体裁を守る為に必死だった事もあって、オイラは両親が子育てを満足にできなかった。(ま、オイラの場合は、亡婆様と亡爺様が“初孫”という理由だけで、手元に置いてたらしいが…w)オイラの場合は祖父母が家庭にいたから、ある程度子育てが“手抜き”になっても大丈夫だった訳だが、近年の“核家族化”が結果的に、子育て環境の急変を招き、それに社会が対応しきれなくなったのが今日の少子化と結びついているのではと、オイラは考えている。それは同時に、政治家が家庭や地域に根ざした政策を構築しなかったツケであり、ひいては“男尊女卑”を黙認してしまった訳である。
忘れてはいけないが、女性は家庭を守るべきだと思うなら、それに似合う収入を男性は就労で稼ぐべきであり、女性が社会進出するなら、男性はその分の家事一般ができない様ではダメである。ま、オイラの場合ある意味、社会から逸れた“落ちこぼれ”の未勝利牝馬ですから、結婚よりも自立が先かと…w