迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

そうなのね…

今日は仕事が早めに終わったんで、ちょっくら難波高島屋でやっている“武豊展”を見に行った。そういや、今年で騎手デビュー20年だそうな。オイラがまだ厨房…もとい、中学生だった頃、ラジオで薫兄が新人ジョッキーの紹介で、一番注目するべき存在だと紹介してた記憶がある。(その当時から競馬やってるオイラって…w)もともと“ターフの魔術師”の異名を持っていた武邦彦騎手(現・調教師)の三男ということで、注目が高かったのはいうまでもないが、それ以上にデビュー時からの活躍ぶりが凄まじかったのは、いうまでもない。

特に日本ダービー4勝はもはや“前人未到”の域であり、年間200勝以上もユタカ以外の中央騎手では達成した試しがない。しかも今年38歳(3月15日が誕生日)なのに既に通算2881勝(2月12日現在)もしていて、明日の園田ゴールデンジョッキーカップにも(去年に続いて)出場との事。
しかし、やはり“ひねくれ者”のオイラから見ると、たまたま競馬サークル自身が“身内にナァナァ”という体質だから、達成できたんじゃないかと疑ってしまう。てのも、騎手の仕事はいつも命がけで、ちょっとした落馬事故による怪我が元で“引退”なんてザラである。そうなると、競馬関係者で身元がハッキリしてて、しかもかつての名声を誇る“天才騎手”の御子息ともなると…プレッシャーもさることながら、それ以上に他の騎手よりも良い馬にめぐり逢う機会も多い。その声に答えられる腕があるからこそ、競馬サークルの信頼も勝ち得てきた訳だが、それが“八百長”に見える事もあってイヤになる事だってある。特にディープの“ラストラン”とて、すべてJRAやマスコミが作った“絵空事”に思えてしかたがない。それだけ分、オイラはユタカ関連の話に飽きていると言っても良い。
ただ、コレだけはいえる。落馬事故で骨盤骨折をやった後のユタカは、それまでの驕れる態度が若干緩和されたような気がする。現時点で骨折はフランス長期滞在時に腕をやったのとコレ以外はない。とはいえ、身長の割に体重が軽い(170cm 51kg)がゆえに、本来なら他のトコも折っててもおかしくないバランスである。(参考までに、弟のコーシローは、ユタカより4cm背が高いのに、同じ体重なモンだから、精密検査をすると骨密度がなくカスカスなんだそうなw)それでも重篤な怪我を負わないのは、それだけ騎乗時のバランスがよく、落馬してもきちんと受け身が取れてる証拠であろう。
近年はアンカツや岩田騎手が地方から移籍してきた事もあって、微妙に勝ち鞍が減っているが、それでも肝心なレースでは“仕事”をキッチリこなす腕は、未だ健在。今後の動向も気にはなるが、日本のトップジョッキーであると同時に事実上“JRAの顔”でもある。いずれユタカを超えるジョッキーが現れるだろうが、ココまで世間に競馬を持ち込んだジョッキーはいない。