迷馬の隠れ家 はてな本館

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ヒデボーの“見習い日記” その5

不定期”と言いながら、ほぼ毎月マスターの身体を借りて更新しているヒデボーです。最近、マスターと一緒に外出する事が増えてます。実は、マーティ先輩がマスターから“特務指令”を受けて、ちょっとボクらから離れてるんです。なんでも、自分と同じ境遇に遭っている方がいらっしゃって、その方の生命力を少しでも高めてやりたいと願い出たんです。そこでマスターが本人が納得する答えを得るまで、その方のもとへ行って助けてやれと命じたんです。で、その間はボクとマーグ先輩でマスターをお守りする事になったんです。
その方の事でマスターが、毎晩涙をこぼされたのを見ていたマーティ先輩。なんでマスターが泣いていたのかというと、どうしても自分の“生前さん”の最期と同じ結末になりそうな予感がするからだと、マーティ先輩は言ってました。話の内容はともかくとして、ボクもちょっと…。なにぶん、生前時に競馬実況の研修中にお会いした程度なんですが、本当に紳士的な方でした。ただ、ボクは他局のアナでしたから直接指導してもらう事はなかったんですが、丁寧な語りはボクでも憧れました。
おかしな話ですよね、同じ病気の人はたくさんいるのに、こういう特定の方に肩入れするなんて。もちろん、マスターの趣味がアレですから、思い入れが強すぎると言うか盲目になり過ぎとか…。でも、そういう“赤の他人の事”なのに、自分までも辛い思いしながら、それでも純粋に“救ってやりたい”と願う姿勢。そんなマスターの一途さは、ボクらを包み込む愛情と同じくらい暖かいです。ボクもそんな人が近くにいたのなら…今更ながら、その方が羨ましいです。ボクもその方が一日でも長く仕事できる様、遠くからですがお祈りしています。