迷馬の隠れ家 はてな本館

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My favorite announcer “NEXT” vol.10

昨日の“おまけ”と言うと失礼かもしれんが、ここでは辛坊アナとコンビ組んでバカやってた、森武史アナの話をちょっとやっておこうと思う。
“アレ?”っと思った方もいるだろうが、通常YTVの番組内では“森たけし”でテロップが出ると思うが、コレは本人自身の名前と画面上でのキャラクターが一致しにくい為、“ズームイン!!”担当時からこういう表記になった訳である。故に、公式ホムペでの紹介等では漢字で、それ以外では平仮名(マイクネーム)と使い分けてるんだとか。

なにげに関西人ぽく見られがちだが、コレでも出身は東京である。ただ、出身大学がいわゆる“プッツン系”のキャラが多くいたトコだったんで、必然的に軽い感じのキャラクラーになったのはいうまでもない。新人時代から知っているが、ニュースを読む時でさえピンクのカッターシャツを着ていた程、なにげに他のアナとは違う方向性があった。また、若手時代からカワいらしいルックスがウケて、全国ネット番組への出演機会も多かった。特にハネヒデが他の番組収録で手が塞がってる時は、“2時のワイドショー”でのレポーター役をやってた記憶がある。言ってみればデビュー時から、“ポストハネヒデ”の役目を果たしていた訳である。
そんな彼が、更に世間に広く知られる機会となったのが“ズームイン!!”での関西キャスターとして辛坊アナとコンビを組んだ事である。そして、関西のみならず全国へ向けてインパクトを与えたのが、トラキチにとっては“縁起の悪い曲”として知られる、“負ける気せんね”という曲をリリースした事である。ま、正確に言うと、コレのカップリング曲がかなり忌み嫌われていて、コレが出たときダメ猫阪神は、最下位低迷しまくりの“暗黒時代”だった訳であるw で、毎回シーズン中負けまくるんで、“ズームイン!!”放送中に困り果てて吐いたセリフ“難儀やなぁ…”が、後に流行語となったのはあまりに有名な話である。
しかし、イイ事ばかりが続いた訳ではない。彼が“ズームイン!!”で人気者になって以降、YTVは途方もない問題を引き起こす事になる。そう、ハネヒデの“予想外”な退社が後々、森アナの身体を蝕む原因となる。以前、ハネヒデの話でもやったとは思うが、当時のYTVは、ベテランクラスのアナはデスク業務に勤しんでもらう為に、事実上の“現役引退”をせざる得なかった。それを嫌ったハネヒデが、“生涯現役”を訴え辞表を出した訳である。この為、今までハネヒデがやってた業務を、森アナが殆ど引き継いじゃった訳である。このストレスが原因で肺に穴が開く奇病にかかり、一時はアナウンス生命を危ぶまれたのである。復帰後も無理をさせてはいけないとスタッフは考え、全国ネット番組への出演を控えさせたのである。
しかし、ハネヒデの“二の舞”を喰らうのは避けたかったのも事実で、無理をさせられないけど“看板アナ”としての役目を果たしてもらいたいという思いから、彼に関しての取り扱いは、KTVできよぽんや征平タンにやってた事と同じ様に“本人次第”という風に任せる事にしている。その為、現在では“大阪ほんわかテレビ”での“喫茶店トーク”(“純喫茶サザンライト”を舞台に、コント出演者と一緒になって、おもしろ情報を紹介するコーナー)でのレポートやナレーションをこなす程度に留めている。
はっきり言っちまって、ある意味“アナウンサーらしくない”アナではあるが、これほど愛くるしい笑顔と、裏方に徹しきれない行動力を兼ね備えたアナも珍しい方である。しかし、それ以上に放送局自身が“一人のアナ”の重要性を考えさせられた存在である事には間違いはない。そういう存在のアナが、今後YTVに誕生するか否かは、後輩アナの取り扱いひとつで決まると思う。(有望なアナはいるけどね…。)