迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

野球&競馬中継の舞台裏w

本来なら明日の更新予定なんだが、妹者1号の結婚式&二次会で更新ができそうにないんで、この時間にやります。
野球や競馬中継で、テレビの場合は駐車場に大型の中継車を数台待機させ、そこから映像用と音声用の信号ケーブルを伸ばして、所定の場所に接続するが、ラジオの場合は先週も言ったが、大概の場合は専用の電話回線を使って中継をする。この為、球場や競馬場にはスタンド内にある放送席には、ラジオの場合はミキサーとマイクだけが置いてあるのだ。

もちろん放送局にもよるが、競馬の場合だと、開催初日と最終日は、スタッフ総出で“引っ越し作業”を行なう。(翌週が小倉開催だと、阪神開催終了後にミキサーとマイクを撤収し、コレを小倉競馬場まで持て行く訳である。)野球中継の場合は、既に球場内に“専用回線”が敷かれた状態になっているので、中継の際は実況担当アナと解説者、そして音声担当者だけで中継を行なう訳である。(あ、ベンチレポーターもいたっけw)しかしテレビの場合、中継をやる時には最低でも2台(VTR編集と放送中の音声調整等)の中継車と数台のカメラを使わざる得ない。このため、野球中継は放映権はもとより、こういった中継コストが掛かる為、視聴率が悪いと、カンタンに“打ち切り”となりやすい。その点、ラジオは中継終了後の番組に多大な迷惑をかける反面、中継に関するコストが比較的安上がりになる。
しかし、映像が無い分実況アナの“腕”が試されるのがラジオの世界であり、その分ヘタレは淘汰されるのが通常である。そのため、総じてラジオの実況アナは、平均年齢が高い。その点テレビの場合、実況はヘタレでもカメラがすべてをカバーしてくれるんで、実況アナのレベルが総じて低いとも言われる反面、若いうちから経験が積めるとあって、テレビの実況では若手・中堅の実況が目立つ。
その分、ラジオで鍛え上げられたアナがテレビでの中継をやらせると、ついついラジオの癖のままで実況する為に言葉数が多過ぎて、却って見づらい中継になりやすい。その逆でテレビで実績のあるアナがラジオで実況すると、非常に言葉のボキャブラリティーが少ないため、よく“噛んでる”事が多い。
現在のCRKが放送席を持ってるトコと言えば、恐らくスカイマークスタジアムぐらいだと思う。(競馬場のはスタッフごとMBSからのレンタルw)しかし、かつては西宮球場大阪球場等にも放送席はあった様である。(両球場とも、現在は姿を消したが…)