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ヒデボーの“見習い日記” その6

ども、最近プロ野球や放送業界におけるゴタゴタを見てて、辟易しているヒデボーです。今月はこの話題に関して、ボクなりの意見を少し。まずはプロ野球の“裏金問題”からですが、本来ならこういうのはノブさんやただっさんの方が詳しいですし、ボク自身が言えるのはファンとしての視点で文句言うのが精一杯です。
確かに、競技をやるだけで給料をもらえるアスリートって、かっこいいと思う反面、なんだかズルい様な気がします。プロ野球の場合は特に、球団の経営状況と選手の年俸がつり合ってるとは思えませんし、本来ならファンに還元されるべき部分でのサービスが足りない様な気もします。今回の問題でも、プロであれアマチュアであれ、今までの体質が問題なのであって、根本的に“公平なゲームのあり方”を探る努力がなされてない様な気がします。特にどことは言いませんが、他球団の選手を買い漁る様な制度(FAやポスティングシステム等)は、自前の選手を育成する気がないのかと勘ぐってしまいますね。そういう制度がある以上、結局“面白みに欠ける”状態になってしまってるのではないでしょうか?昔は確かに、見てて楽しいし退屈しませんでしたが、明らかな“不正”が横行する状況では、ファンも見限ってしまうと思います。

それは放送業界でも、同じだと思います。確かに、スポンサー受けする様に番組を作るのであれば、視聴率を気にするのは当然ですが、だからと言って虚偽のデータを使ったり、特定の企業をコケにしたり、他局の不祥事を必要以上にバッシングする行為は、“視聴者をバカにしてる”行為だと気付かないのでしょうか?ボクも一時期は番組制作のスタッフとして、あらゆるジャンルの制作に関与してたのでわかるのですが、視聴率を上げる難しさ以上に、視聴者を“傷付けない”番組を作る事の方が、難易度が高かった様な気がします。時間帯にもよりますが、視聴者の中には身障者や介護に携わる方、更にはあらゆる思想を持ってる方がテレビを、あるいはラジオを視聴してる訳です。そういった方が見ても納得する様な番組は、実のところスポンサーが付きにくいのです。むしろ、旬なタレントや話題に事欠かない健康や生活習慣の情報の方が、数字が取れるのです。でも、先輩が常々言ってた“視聴質の高い番組作り”こそ、本来の放送業界の“責務”だと(“この世”を去った今でも)信じています。こんなボクが言うのもなんですが、大事なのは目の前の数字じゃなくって、ファンの意見やユーザーの使い勝手を反映できる、スタッフ自身の“姿勢”だと思うんです。結果なんて最初からある訳ではないですし、視聴率という“魔法の数値”は、所詮“より多くの広告を見てもらえるか”という目安でしかないのです。そういう部分が民営放送の悲しき一面であり、その魅惑に負けたから、不正をやったまでなのだと思いたいです。そして、そういう不祥事を笑う様な放送局に聞きたいです、“あなたの放送局では、今まで視聴者を大切に思って制作した番組は、何本ありますか?”と…。