迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

躾以前の問題として…

一昨日の話で悪いが、東京のスーパーで大規模な火災があった訳だが、原因はともかく最近の子供は、危険予知ができないバカが多い様な気がする。以前のネタでも話したが、今回の事件も惨事の割に(と言うと失礼ではあるが…)は犠牲者が少なかった(それでも店員2人が有毒な煙を吸って病院に担ぎ込まれた)のは、ある意味幸いだったとしか言い様が無い。原因に関しては現在調査中という事もあって安易な断定はしたくないが、仮に、店員の証言通りに“花火売場de火遊び”だったら、明らかに店舗の商品配置のミスも否めない。なぜなら、ライターやマッチといった着火装置の類いは、最低でも子供の手が届かない商品棚の上段に置くのが鉄則であり、それができない場合は、レジ前に見本(ガス抜きor空箱)だけ置いて購入時に引き換えとするのが店内防火の観点からも実施するべき対策である。

コンビニを利用してるならよくわかるとは思うが、平均的なコンビニでは、レジカウンターと向かい合わせの位置に時節商材を置いている。花火やカセットコンロのボンベをあの位置に置く意味合いは、店舗内での事故を未然に防ぐ意味合いがある。(もちろん、万引き防止の意味合いもあるがw)実際のコンビニのレジ裏を見ればわかるが、あそこには、防犯ベルのスイッチと小型の消火器が置いてある。ちなみに防犯カメラは万引き防止ではなく、店員の不正(釣り銭ドロとか)を監視するためのモノであって、アレで万引きが捕まるケースは稀と言っても良い。そのため、万引きの場合は通常、店員と私服警備員がタッグを組んで囲い込み、かなり悪質なケースだと警察に突き出す。(コレは、スーパーの店舗研修時に習ったw)
今回のケースは、ガキの悪戯が原因だとしても、根本的に店員の保安教育がなっていないことが、結果として“大惨事5秒前”な状況を生み出した。まして、“火気厳禁”な商材を扱っているのなら、商品レイアウトは当然ながら、子供の悪戯を予期して並べるのが普通である。
教訓:火災の原因を作り出さないレイアウトができる店舗は、最低でも火災で犠牲者を出さない。