夏休みに“乗馬”はいかが？

“今夏オススメのアウトドア”というお題だが、ちょっと“セレブ気分”で海や山を馬に乗って駆けてみませんか？オイラのイチオシは、北海道で“ホーストレッキング”というスポーツ乗馬。馬産地日高に限らず、北海道の観光牧場では、大概この“ホーストレッキング”というのを実施してて、未経験者でも角馬場(馬術レッスン用馬場の事)で基礎の騎乗方法を練習して、場内を軽く散策する“体験コース”が用意されている。オイラの住処がある関西エリアにも三木ホースランドパークで、体験が可能だ。

“乗馬”と聞いて、大概の人は『アレって敷居が高いんじゃないの？』とか、『習うにしても、用具一式もかなり費用が…』と思われるだろうが、“引き馬”(ただ馬に股がって、係員に馬を引っ張ってもらう“体験騎乗”ってヤツ)なら500円位からできるし、体験乗馬を実施している乗馬クラブでも、１回あたり5000円〜7000円が相場。必要な馬具は大概レンタルできるし、馬だって贅沢さえ言わなければ乗馬クラブがレベルに合わせて用意してくれる。料金が割高な乗馬クラブは大概、馬の世話は専属スタッフの手で鞍付けから騎乗後のブラッシングなどをやってくれるし、オイラが一時期通ってた乗馬クラブみたいに“馬とコミュニケーションを取るため”という理由でセルフサービスってトコもあるが、大概はスタッフやインストラクター同伴で作業をするので、作業中は安全。(騎乗中に落馬するのはともかくw)
ホーストレッキングの魅力は、なんと言っても“馬上からの風景”を体験できる事と、日常では体験できない冒険ができること。馬の背に揺られながら砂浜や森を散策すると、普段の目線と違った風景がそこにある。でも、油断すると“道草”喰いますw(いや、手綱で自分の存在をアピールしないと、そこらへんの草を勝手に喰うから、マジでw)
運が良ければ騎乗馬が“元・競走馬”なんてヤツになる事もあるが、通常は乗馬用のスタンダードブレッド(サラブレッドと違って小振りの乗用馬)とかアングロアラブ(ひと昔前までは“競走用”だったがw)が主流。たまに北海道和種や半血種(ブルトンなどの重種馬やサラブレッドなど軽種馬の血が混じった、乗馬用のミックス。)を使うトコもある。(もちろん、ポニー種でやってる乗馬クラブもある。)ま、競馬場で鼻息荒い競走馬ばかり見るのに飽きたら、観光牧場で健気に乗馬に勤しむ馬達と散歩するのも面白いですよ。