今年はOBPだって?!

例年だと天保山でやってる“わくわく宝島”だが、今年はなんと、YTV本社周辺であるOBP(大阪ビジネスパーク)に会場を変更し、“24時間テレビ"放映に合わせた格好となりました。まぁ、“24時間テレビ”と連動する日程の方が、集客率が高いのはわかりきってた事だし、“オーサカキング”とカブった日程だと、必然的にあっちに流れちゃいますからねぇ…。

そもそもこの２つのイベントは、CXのパクリなのはいうまでもないのだが、開催規模や日程では、CXのイベントからみると遥かに劣る。(そりゃ、大阪ですから…w)しかし、“短期決戦”だからこそ中だるみが見られず、会場も大阪市内の有名観光スポットというのもひとつの魅力。しかもこのイベント、実は大阪市の観光事業の一環でもあるため、各公共交通機関のポスターでも、大々的に広告される“オマケ”が付いている。つまり、主催は放送局でも実質的には“大阪市のイベント”扱いされるのだ。だから、地元の協力あってこそのイベントであり、放送局のイベントだからこそ自社制作番組などで取り上げる機会を増やして、なんとか“大阪の魅力をアピールしたい”という行政の狙いがあるのだ。
放送局もメリットがあって、いち早く秋改編の情報を会場で流す事で視聴率を稼ぐきっかけができるし、こういうイベントを活用すれば、その分のスポンサーも制作番組につく訳だ。ただ、継続してイベントをやるためには、やはり地方局の性というか、どうしても本社スタジオ周辺では開催規模がヘボくなる危険性も孕むため、公共施設も利用したイベントにせざる得ない部分もある。だからこそ双方のイベントを楽しみたいというファンの要望に応えるカタチで大阪市が間に入って、こういう風にしたのではと推測される。ま、日程が空くとはいえ、上手く大阪城周辺で纏めたなという感もなくはないが…。