迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

どこが違うの、デジカメの話。

今日は両親とともに郊外の家電量販店まで行って、リフォームで設置位置を変える衣類用洗濯乾燥機の物色と、オトン専用デジカメの購入と相成った。で、売場での事。デジカメといえど様々なメーカーから出てるために、どれが良いのかオトンはさっぱりわからない。しかし、機能性よりも使い勝手優先で選んだのは、カメラメーカーのデジカメ。実は、デジカメの選択方法のひとつに、家電メーカーのデジカメか、カメラメーカーのデジカメかも、重要なファクターになるって知ってました?というのも、コレはPC専門店の販売員に聞いた話だが、同じデジカメで同じ機能でも、カメラメーカーと家電メーカーでは、その開発の経緯はまったくの別ベクトルなのだ。

家電メーカーのデジカメというのは、あくまで自社PCを使用する事を仮定にして開発がなされるため、カメラというよりビデオの静止画像機能の延長線の意味合いが強い。そのため、手振れ補正や動画撮影には威力を発揮するが、フラッシュ無しでの逆光撮影やズーム機能での画像の荒さが玉にキズな事も多い。逆に言えば、レンズとかは(ビデオカメラを製作してるだけに)一流だが、写真としての仕上がりは、いくらデジタルでも“家電”の域から出る事はない。
しかし、カメラメーカーのデジカメというのは、フィルム式スチールカメラ時代からのノウハウを引き継いでいるため、静止画像の撮影に関してはかなりの補正機能を搭載してる機種が多い。そして、記録媒体に関しても独自のシステムを使用する事があり、画素数や目的に合わせた機体を製作してる。その結果、安い機種だと画素数はヘボいが、高画素数の機種はフィルム式スチールカメラと遜色のない機能とオプションが使える。
このため、デジカメ初心者はできるだけカメラメーカーのデジカメを使った方が違和感無く使えるが、価格と画素数は要相談。デジカメを“家電”として割り切って使うなら家電メーカーのデジカメで事足りるのである。つまり、インターネットに載せる写真なら家電メーカーので充分だが、スチール同様にプリントアウトして部屋の片隅に掲げたいなら、カメラメーカーのデジカメで撮影した方が仕上がりが良い。(特に、カメラメーカーの場合は、専用のプリンターや印画紙の製造もしてるため、印刷してもきれいな写真に仕上がる。)したがって、PCカメラの代わりに拡張できる家電メーカーのデジカメと、あくまで“写真撮影”を目的としたカメラメーカーのデジカメは、“似て非なるモン“だと割り切った方が良いでしょう。