迷馬の隠れ家 はてな本館

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“ヲタク”と“カルト”はウリ二つ?!

いつもコメントを寄せてくれる、ゴーリン!さんからのリクエスト(みたいなモン)にお答えする格好ではあるが、ちょっと“ヲタク”と“カルト”を比べてみようと思う。どちらも傍から見ると“キモい存在”(苦笑)ではあるが、決定的な違いはヲタクはあくまで(一部を除き)“人畜無害”な存在であり、“カルト”は最悪の場合、集団自決や自爆テロなんて“修行のため”と割り切ってやっちまう傾向にあるという事だろう。
確かの学会員の行動は、かなりカルトっぽい(?!)のは承知してる(苦笑)が、宗教である以上、他人の意見を否定しても、それを理由に殺害や破壊工作を考える程愚かな存在ではない。では、何をもって“カルト”呼ばわりされるのか?

答えは簡単な話、存在そのものが政治家や他の宗教団体からしたら“気に喰わない”からである。学会活動において“やってはいけない事”として、他宗派の批判はしても、その施設や備品を破壊する行為は御法度である。もちろん、他宗派とはいえ、教義に基づいた哲学がキチンとある場合は、実証をもって返答するのがスジというモノ。一部のクリスチャンみたいに人種否定や既成概念による迫害は、最初から許されない。ところが、宗教というのは時として、そういった“人種差別”を肯定する教えを説く聖職者が現れて、本来の教義を捩じ曲げてまでも自分の地位を確保しようと画策し、与えられた権限を最大限に使って他者(しかも自分が気に喰わないヤツ)を迫害する事を正当化する訳である。コレの発展系が、俗世間から自分達を切り離し、独自の世界観で他者を侮蔑する宗教まがいの集団が“カルト”である。
コレに対して“ヲタク”とは、特定の事柄(アニメキャラやアイドル、果ては鉄道車両からジェット戦闘機まで!!)の知識や情報に関しては熱心だが、他の事に関して疎くなる傾向にある。しかし、余程の事でない限り、俗世間から離れたトコに自分を置こうとはせず、むしろ同じ“ヲタモダチ”と戯れるのが楽しい集団(or個人)である。故に、どんなヲタであっても、法令遵守は当然の話であり、ファンである以上は、お互い“暗黙のルール”を遵守する傾向にある。だから、同じファンでも、法令に違反する行為(好きが高じてストーカー行為や、他者を寄せ付けない様にするための嫌がらせ行為等)を行なうヤローに対して、“ファンに非ず”として侮蔑するのが慣例であり、自分が興味を示さなくなった(てか、好みが変わった)時には、自然に治ってるのが“ヲタク”である。
こう考えると、戦時下の日本はまさに“カルト教団”の集団自決よろしくな行為を国民に押し付けた大罪を、未だやり続けてる傾向にある。でもそれは、アメリカでも同じであり、況や北朝鮮の現状はまさに国家そのものが“カルト”の域である。それは、イスラム圏におけるタリバンの存在意義そのものも“カルト”と言わざる得ない訳であり、コレが原因でイスラム圏とキリスト圏が世界を二分する様な紛争が終わらない訳である。そういう意味では、宗教とは別の次元で“キモい存在”であるヲタクのほうが、本当は健全なのかも知れない。