迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

田舎がなかったから…

今月のテーマが『夏休みの過ごし方』と来たモンだ。小学生時代、鮨詰め状態の新幹線の映像を見る度に、何となく羨ましかった記憶がある。なんせ、オイラの場合、オカンはともかくオトンが大阪人ゆえに、“里帰り”という経験が皆無である。だが、オトン側の祖母は讃岐人で、しかも四国中に知り合いがいるモンだから、何ぞがあったら徳島や愛媛へGO!なんてザラでしたねぇ。え、夏休みはどうしてたかって?だ・か・ら、祖母に振り回された挙げ句に“なんちゃって八十八箇寺巡り”状態だったんですってば!!

特に凄まじかったんが、小学生の頃に体験した“一族総出de徳島バカンス”なる企画w 使える交通手段はすべて使って、ゴール地点の阿南市から南に下った某海岸沿いの民宿まで、誰が早く到着できるか一族で先陣争いを展開(?!)したモンです。(ちなみに“勝利家族”は、その時の交通費と宿泊費が祖母の奢りになるw)
ま、あの当時は本四連絡橋なんてのは架かってなかった訳で、移動手段は必然的に大阪南港や和歌山港からのカーフェリーか岡山経由で本四連絡船、ちょっと贅沢して伊丹空港から高松行きのYS-11ぐらい。もちろん当時は“裏ワザ”として、高知・室戸港に向かうフェリー路線てのも存在してたし、天保山から高松までの高速艇なんてのもアリでした。でも、四国での移動手段が限られてる事もあって、大概は大阪南港出発のカーフェリーにクルマを乗せて、片道3時間ちょっとの船旅を、2等船室のカーペットの上で過ごすのが定番でしたw
そんな事も今は昔。現在じゃ、大阪南港から出航する徳島航路も本四連絡橋開通とともに消え、偉大なる資産家だった祖母も13年前に亡くなり、オイラは“心の故郷”を求めて毎年、北海道の日高地方へ“ウマ遊び”をしに行くのですw