迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

今回の選挙について…

“敗者の弁”というのもなんですが、マスコミや一部掲示板では、やたらと“民主党支持”とか“自・公連立への批判”とか言われがちですが、冷静に考えたら、“大阪だから”こその話である事と、くーちゃん…もとい、平松市長が元々“アナウンサー”だったからという知名度が呼んだ結果であり、言い方を換えれば、“公明党が何とかしてくれる”という胡座かいた姿勢をとった自民・執行部の甘さと、“政治はプロに任せる”という概念にとらわれ過ぎた公明党(というより学会員)の傲慢さに対して、大阪市民が反応したまでに過ぎない。(←だから、それが“批判”なんだってばw)
もっと言い方を換えれば、コレが仮に共産党推薦候補として擁立されていたなら、結果は変わっていた(大阪市民が共産党を嫌う理由に、共産政権下の時に、今以上の散在をやらかしたらしい)だろうし、自・公も歩調を合わせて推薦していたならば、恐らく投票率が40%を超える事もなかったであろう。つまり、大阪市民は今、政・財ともに劇薬級の刺激が欲しかった訳であり、その時に合致して出馬したのが、たまたま平松市長だっただけの話であるとすれば、合点がつく。

マスコミというのは、どうも悪いクセがある様で、平松市長…というより“平松アナ”のプライベートな部分を取り上げるクセに、関前市長や他の候補に関するデータを殆ど開示しなかった。(もちろん、有権者自身が関心を持ってなかったという事もあるが…w)それどころか、この選挙をまるで“天下分け目の戦い”の様に連日報じてた姿は、滑稽を通り超えて大阪市民以外の人間としてシラケさせるモノであった。つまり、あんまり国政と無理矢理リンクし過ぎて、馬鹿馬鹿しく感じるのである。
大阪市自身の問題は、大阪市民自身が決める事であって、大阪“府民”総出の問題ではない。言っちゃなんだが、大阪市は腐っても“政令指定都市”であって、大阪府とは別で何でもやれる存在である。(地方自治法では、政令指定都市の市長は都道府県知事と“同格”扱いw)ゆえに、同じ大阪府民でも大阪市の“住人”でない以上、大阪市の事業に関しては、直接手出しができない。(その代わり、投票に行かなくても良いんだけどなw)
ちょっとコレに関連した話をすると、平松市長自身、大阪市に籍を移さない場合…つまり、これからも尼崎市に居住する場合は、“大阪”市長としての給与の一部は、なぜか兵庫県尼崎市の“住民税”として納付されるというオチまで付いてくる。(恐らく、今回の件で籍は移るとは思うけどw)コレとよく似たケースだと、殆どの国会議員は、“本籍地”とは別に政治基盤を持ってるケースが多々ある訳で、その“縮図”が今回のケースと考えてもいい訳だ。ま、ともかく、今後の動向は大阪市交通局の利用者として、地下鉄やバスのサービスを通じて見守ってやりますか。