迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

食べた事ないが、作ってみた〜いw

久々すぎる、“ダメっ子料理”ですが、今回は“話には聞いた事があるが、喰った事がない”料理の話です。昔、オンデマンドでアイヌ語講座(毎度お馴染み、STVラジオでやってる番組w)に聞き入ってて、ちょっと気になる料理があった。トレプ(オオウバユリ澱粉の団子)やルイベ(薄塩仕立ての魚のフローズンスライスw 元々は鮭を氷点下の野外で干して薄切りにしたヤツ)なら喰った事があるんだが、未だに経験がないのが“チポロサヨ”っていうお粥。本来は雑穀(できれば粟や稗、きびが良いらしい)で作るお粥にたっぷりのイクラを一緒に炊き込んで作るらしいのだが、アイヌの資料館(真歌公園内にある新ひだか町立のトコ、平取の二風谷じゃねぇぞw)で写真展示があったんで、見た目がどんなのかは知っているんだが、なにぶん味わった事がないんでいまいちピンと来ない。ただ、材料はシンプルだが“季節限定”ってのがネックなのと、大阪で新鮮な筋子(イクラに加工する前の鮭の卵巣)がなかなか手に入らない事、手に入っても価格が…って事もあって、なかなか家庭では作れないし、だからと言って、鮭の遡上シーズンにわざわざ北海道まで行くのも(てか、実際はそんな時期に行ってるしw)アレである。

という訳で、“もしも家庭で作るなら…”を想定して、若干アレンジした“親子粥”を作ってみようと思うw
材料は米と水と塩(できれば精製塩より天然塩が良い)、それに鮭(イクラ込みw)。
1.鮭を捌く。なるだけお腹の筋子を傷付けずに取り出して、三枚におろした身は軽く塩をしておこう。(全部を使わないんで、残った分は冷凍庫へGO!コレが本来の“ルイベ”になる訳w)
2.筋子をぬるま湯に潜らせて、焼き網を使ってバラす。コレでイクラをGetって訳。コレも全部使うともったいないんで、目安としておたま一杯分だけ用意できれば、残りは醤油漬けにしよう。(作り方は後でw)
3.土鍋に水洗いした米と、通常の炊飯よりも多めの水を入れて、お粥を炊き始める。
4.炊きあがる直前にイクラと薄切りした鮭を入れて軽く混ぜて、塩で味を付けたら後は蒸らす。コレで完成。
ついでだから、イクラの醤油漬けも作っておこう。残った生イクラと醤油と昆布、味醂や酒は好みで。
1.調味料を予め合わせておく。マイルドな味にしたいなら味醂は必須。アルコール分と醤油の尖った味を和らげる為に予め煮切りにした状態で用意しておくといいだろう。(味醂or酒と醤油の割合は好みにもよるが1:1で)
2.調味液にイクラを漬込んでラップしてから冷蔵庫へ。だいたい1日置いとけば完成だそうな。ちなみに結構保存が利く(普通に冷蔵保存だと3ヶ月程度、調味液ごと真空パック冷凍すれば1年は保つ)んで、大量に作っておけば、いつでもイクラ丼が楽しめますw