迷馬の隠れ家 はてな本館

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やはり大阪人は、知事を政党で選ばない訳で…w

本題の前に、今日の“ほんのりあった”怖い話。このクソ寒い中、大阪国際女子マラソンのゴール見たさに長居スタジアムまで行ってきた訳である。(その写真は後日公開予定w)で、その帰りの話。JR阪和線三国ヶ丘駅まで(南海乗換駅だからw)乗ってたんだが、途中の堺市駅で車イスの男性が乗ってきたのは良いが、駅員があわてて乗っけたモンだから、車輪ロックをし忘れてて、発車のショックで車イスが進行方向と逆向きに車内で“暴走”した訳である。たまたまマ―グがそれに気付いて、オイラの手前で捕まえて減速したから無事だったモノの、車イスの固定スペースを車内に作ってないからこそ起きた“事故”でもある。大阪市交通局の場合、地下鉄とバス車両に車イス用スペースと固定装置が装備されているから、こういうことが発生しにくい。いくらエレベーター等設備の都合とはいえ、最低でも車輪ロックまでやってから離れろと言いたくなったのはいうまでもない。

今回の大阪府知事選は、どうやら橋下弁護士が“当選”という事らしい。ま、オイラ的に言ってコレは“当然の結果”だと思ってる。てのも、相手陣営は“過去の悪業三昧”に託つけて、様々なリークで揺さぶったものの、結局は橋下氏の宣伝を間接的にやっちまった様なモンである。そりゃそうだ、あんだけ悪口を選挙活動で言いまくったら、イヤでも名前を覚えちまうモンだし、本当に訴えたいことよりもタレントや大物政治家頼りの選挙戦をやったら、大阪人の“捻くれ精神”に火が付くというモノ。そう、“東京人の言いなりなんぞ…”という心意気と、候補者を見て一番“地位や名誉が欲しいが為に立候補してない”イメ―ジがあったのは、いうまでもなく橋下氏であるのは明確である。まして、平松市長を当選させた“勝因”は、政党の推薦云々以前の問題であると指摘した通りであり、今回のケースもそれである。つまり民主党は、この大阪で行なわれた二つの選挙で“大きな勘違い”をやった訳である。
大阪に限らず関西の人間は、既成政党には何の期待もしていない。してるのはあくまで共産党支持者と学会員ぐらいであるw だから、著名なタレントで代議士に転向する者がいたら、その知名度だけで当選してしまうのが“毎度の話”であり、それは横山ノック西川きよし参院選で3期も当選(しかも他候補に大差でw)したことも考えれば、政党や支持団体はその“勢い”に乗っかるだけで十分な訳である。逆に、中村鋭一が連続当選しなかった“原因”もそこにあり、だからこそ原点に立返ったのは、以前紹介した通りである。つまり、大阪人は組織による支援を受けたかどうかではなく、候補者自身の人間味そのもので選ぶ傾向にあるのであって、そこの部分を勘違いすると、次の衆院選も結果が見えてくるというモノ。組織票が纏まりやすい公明党所属の候補者がいる選挙区はともかく、そうじゃないトコは、所属する組織の知名度よりも、候補者個人の“魅力”が勝負の分かれ目になる。だから、いかにして当選するかは“知名度以上に実績”を重んじるのが大阪の土地柄であり、代議士でなくてもボランティアでの実績や“意外な素顔”が公表されている場合は、どんな悪人でも結構好感度を得て支持される。それは、2005年に起こった“阪神騒動”の時の反応を思い出してくれれば、理解できるであろう。それが“大阪人の答え”である。
だから大阪人は、出身や身分なんかで差別はしない。ただ、自分達に対する態度ひとつで、相手の印象を決定付けるクセがある。それを利用できない様では、大阪人をダマす事などできない。それ故に、一般的に“オレオレ詐欺”や“霊感商法”等に引っかかりにくい訳であるw