迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

近鉄電車でドコ行こか?

鉄子”シリーズ…っと言っては何だが、久々に鉄ネタっすw スタンプラリーでも何でも、奈良へ行くアシとして、そして伊勢・志摩まで行く手段の一つとしてよく使われるのが、近鉄である。ま、通常はこの“略称”の方が有名なんでそっちで語られるが、正式名称は近畿日本鉄道という。JRグループを除く鉄道会社では、総営業距離日本一を誇る巨大な鉄道会社にして、意外と“根性ナシ”な鉄道会社でもあるw だが、特筆すべきは車両のレパートリーの多さであろう。2つの軌道幅の違う路線を有し、特急車両だけでもオイラの知ってる範疇で7種類存在し、しかも通常車両でも新旧ゴチャまぜ状態な編成を見かける事もしばしば…。

でも、何で軌道幅が違う路線ができたかというと、そもそもは伊勢湾台風で多大な被害が出た事から端を発する訳で、直接乗入れがある大阪線名古屋線に合わせて主要路線を新幹線と同じ幅にした訳である。で、被害が少なくって元々南海高野線との乗入れを計画していた南大阪線や(元々山岳地帯を走り、軌道幅を広げられない)吉野線がJR在来線と同じ幅なのである。その為、橿原神宮以南へ通常の車両が乗り入れる事ができず、その逆もできない様になっている。その為、天王寺周辺には近鉄の異なる始発駅(阿倍野橋と上本町)が存在するという奇怪な現象が発生してるのである。(ちなみに難波は、大阪万博での需要に応える為に作った区分w)
とにかく、広い路線を確保してるだけに、様々な問題もあるらしく、つい最近では、三重県内の路線の一部を、3セクへ移行させたケースがあって、その中には旅客用路線としては“最挟”の軌道幅を有してた内部線等が含まれている。(なんせ、軌道幅が760mmしかなくって、最高速度60km/hってのが…)そんな中で、最も注目すべきが、こないだのネタって訳である。