迷馬の隠れ家 はてな本館

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マーティの真面目にプライオリティー 4月号(障がい者の“特権”とは?)


こんばんは、今日はボクの担当日ですね。という訳で、今月の話題ですが、マスターのお母様が心臓のバイパス手術を受けた関係で、障害者手帳(4級)を保有されているという事なんで、それによって受けられる、行政や民間の割引サービスについて、簡単ながらご説明します。
まず、こちらの身障者程度等級表をご覧ください。ここに書かれている状況下にある方は、今すぐ各自治体の保健福祉関連の担当部署に問い合わせてみてください。場合によっては、確定申告時の還付や減免、公共料金での割引サービス等を受けられる可能性があります。

障害者手帳は、マスターの住んでいる堺市では基本的に、保健福祉総合センターが指定する医師の診断と顔写真、そして印鑑(もちろん実印で)を申請用紙とともに提出し、審査が通ると発行されます。ここでの審査で、重篤(日常生活でも介助がなければ困難)と判断されると、税金や公営住宅の優遇措置が受けられ、福祉車両(いわゆるウェルキャブ)への改造費用等の助成が受けられます。
また、旅客運賃割引が1種と認められた場合、介助者分を含めた旅客運賃の割引が受けられます。つまり、介護を受ける者とその家族の誰か一人が一緒に行動すると、通常の料金より最大5割引で利用できるのです。詳しくはこちらをご覧ください。また、高速道路の料金も、(事前に申請を出して、使用する車両等登録する必要がありますが…)割引になります。もちろんETCカードでも申請さえ出していれば、同様の割引を受けられますよ。
さらに、映画館や博物館等では入場料の減免のサービスを受ける事ができます。場所によっては入場料(施設利用料)が本人と介助者1名が無料になるという場所もありますので、各施設の発券カウンター等で直接問い合わせてみてください。(ちなみに、旭山動物園では、実際にマスター1人分の入場料だけで、妹さんとお母様の3人全員が入場できました。)
障害を持つという事は、健常者と違って様々な制限があり、それ故についつい外出を躊躇ったり、外出先でも苦労が絶えませんが、こういった金銭面でのサービスが受けられる事を知っていれば、かなりお財布がラクになりますよ。このゴールデンウィーク、体調面と相談しながら一緒にお出かけするのも良いじゃないですか。以上、マーティでした。