迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite announcer vol.40

さて、今月もこのコーナーがやってきました。毎度同じも“My favorite announcer”ですが、今月は“百花繚乱、乙女の戦い?!”という訳で、女性アナの組み合わせです。で先手は、手元に資料が揃ってる事もあって、この方にしました。QAB琉球朝日放送の“おっかさん”、三上智恵アナです。と言っても、オイラの手元にあるのは、MBS時代のモノですw そう、忘れてはいけないが、彼女は元々“あどラン”ファミリーの一員でした。でも、大好きな沖縄に移住したくて…その思いも含めて、オイラなりに纏めてみましょう。

東京生まれとはいえ、ドコとなしかオリエントな雰囲気を持つ彼女。どうやら母親か父親が沖縄出身だったらしく、その影響もあるのか、学生時代から琉球文化に興味津々だったそうな。また、グラマラスな体つきは、当時流行してた肩パッド入りスーツが映えることもあって、大学時代のバイトは、もっぱらモーターショー等の企業コンパニオンとしての仕事が多かった様だ。そういうこともあって、ビジュアル面では自信があったからこそ、放送局のアナウンサーという道を選んだと推測される。
ただ、女性としては大柄な体系が、当時アイドル系ばっか集めてた在京放送局では嫌われ、流れ着いたのがMBSだった訳である。しかし、ルックスの良い彼女よりも、同期で芸達者な関岡香アナの方が先に番組(レギュラー枠で)デビューしてしまったこともあって、相当な焦りがあった様である。とはいえ、関岡アナとはプライベートな部分では仲が良く、結婚後も主婦の情報交換等を頻繁にやってた仲であるw そんな彼女が現在と同じ報道番組のアシスト役としてデビューしたのが、“MBSナウ”での代役である。
当時は新潟の放送局から出向で、MBSに在籍していた坂上みきアナがその役目を果たしていたが、夏休み等で席を外すこともあった訳である。(ちなみに当時は、努兄と平松市長がメイン役w)そこで、休暇中の間の“代役”としてMBSの若手女性アナが登場することがあったのである。で、後にRCC中国放送から藤本修子アナが出向してアシスト役になるのだが、彼女らの“代打”として、定番だったのが水野晶子アナだった訳だが、彼女がラジオでレギュラーを獲得すると、その役目を智恵ちゃん(便宜上、このBlogではコレでいきます)に回ってきた訳である。そして、坂上アナ降板後は、努兄(後に伊東正治アナ)の“相棒”として、そのポジションを獲得することとなる。そして、このことが縁となって、アキラさん(他に“水野”姓のアナも紹介する予定なんで、このBlog上では、ファンの間で通用する名称でいきます)と一緒に映画を紹介する番組“シネマチップス”を担当することになる。
が、ここで手痛いミスをやらかす訳である。ある映画監督と沖縄の魅力について語り合ったのだが、その方以上に沖縄に詳しかった彼女の態度が、ゲストだった彼のプライドを傷付け、それが原因で強制的に降板させられてしまうのである。だが、このミスが後々、彼女が沖縄へ移住する決意を固めるきっかけになるとは、誰も予想しなかったのである。
そして、その思いにトドメをさしたのが、13年前の阪神・淡路大震災なのである。当時彼女は伴侶を得て、生活拠点を神戸・六甲アイランドに構えていた。が、この震災で、彼女が住む高層マンションが被災し、通勤もままならない状況に陥った。そんな苦労を強いられてる最中、沖縄に新しいTV放送局が開局するという話が舞い込んだ。コレが、現在彼女が所属するQABである。開局に当たって、経験者中心にスターティングスタッフの募集があり、アナウンサーとして真っ先に手を挙げたのが彼女であった。そして、伴侶を説得して、念願の沖縄移住を果たしたのである。
“あどラン”ではしばしば、その豊満なボディ故にセクハラまがいな行為を、上司から受けていた彼女だったからこそ、いち早く抜け出したかったのであろう。今の彼女の写真を見ると、MBS在籍時よりも活き活きとしている。それだけ、彼女にとって嫌な思いをさせてしまったのならば、今のMBSのダメさ加減は、当然の報いなのかもしれません。