迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

馬インフルエンザが止まらない…

本来なら、シンちゃんに喋らせる話なんだが、ただ今ある事情で“出張中”なんで…。(あ、明日には戻ってきますけどねw)
こんな状態でシンガポールのレースに、コスモバルクは今年出走できるでしょうか?てのは、実は今、繁殖シーズン真っただ中の日高地方で、馬インフルエンザ蔓延の兆しを見せている様なんです。一部報道では、新ひだか町アロースタッドで馬インフル感染の報告があり、現在防疫措置のため休業中だったり、いつもの定宿の馬も感染してしまって、ここのウリである体験乗馬も中止になっている。
JRAJRAで、東京や中山、中京の誘導馬が相次いで感染し、福島競馬場誘導馬が出張する騒ぎになっている。その影響で、海外遠征を予定している競走馬が、泣く泣く遠征中止や国内でのレース出走にせざる得ない状況になっている。

そもそもは去年の段階で、無理矢理競馬を再会させなければ、ここまで長引く事もなかったであろうに、現在の“収益至上主義”な状態では、後の繁栄よりも目先の儲け話にとらわれ過ぎて、更なる“最悪な事態”を招きかねない。一応、この病気自体は馬にとっては風邪みたいなモンだが、感染力が強いことと、コレが変異して人間が感染すると、鳥インフルエンザ同様に、あっという間に蔓延する危険性もある。そうなると、競馬場は“最も危険なバイオハザード”ということになってしまう。もちろん、万全な防疫対策はやってたハズなのだが、それでも罹患馬が出たということは、不特定多数の人間が出入りしてることが原因では…となりかねない。
通常の牧場見学や乗馬施設等では、よっぽどでない限り靴の裏や衣服の消毒を義務づけてはいない。(実際に某スタリオンでは、馬房内も見学できるかわりに、靴裏の消毒が義務づけされている)また、衛生管理上、種付場(ようするに、馬がエッチするトコw)への関係者以外の立ち入りは、原則禁じられている。当然だが、JRAトレセンも、競馬の公正開催を保つ目的と、こういった防疫面から一般の入場を断っている。(公開調教とかの招待イベント時を除く)
感染ルートがわからない以上、G1シーズンだからとか、繁殖期だからとかを言い訳にズルズルやってるのは、却って危険だと言いたい。昔の競馬関係者なら、収益よりも事態収拾の為に犠牲を払ったモンである。それくらいは、ファンなら理解してくれるだろうし、調子悪い状態でオープン馬が出走されても、シラケるだけだ。こうなった以上、勇気ある決断を下すべきなのかもしれない。