迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

セルフですんなよw

明日以降暫定税率が復活するだのどうだのと言ってる状況だが、だったら、高い税金払ってマイカー持つより公共交通機関を使えば良いだろうが…と、都会に住んでるオイラは思うのだがw
それはともかく、ガソリンに関する常識がなさ過ぎるというか、バカとしか言い様がない“事故”が発生した。

28日午後6時50分ごろ、神戸市北区日の峰2丁目のセルフ式ガソリンスタンド(GS)の給油機近くで、20リットル用の金属製容器(縦約30センチ、横約40センチ、高さ約20センチ)から出火し、従業員がすぐに消し止めた。けが人はいなかった。GSの監視カメラに、男が軽ワゴン車にホースを引き込んで後部座席の容器に給油中に出火、車外に放り出して車で逃走する様子が録画されていた。神戸北署は失火容疑で男の行方を追っている。

 調べでは、男は車でGSに入り、給油ノズルを後部座席にある容器の注入口に直接差し込んでいた。何らかの原因で引火したとみられる。失効したガソリン税暫定税率が30日にも復活する見通しのため、値上げを見越して買いだめしていた疑いがあるという。消防法では、セルフ式のGSは客に車のタンク以外にガソリンを入れさせることはできない。(asahi.com4月29日)

バカですねぇw 通常のGSスタッフの制服って、危険物(この場合はガソリンを含む揮発油)を取り扱ってる以上、それに対応した素材のモノなのに、バカとしか言い様がないねw

オイラも短大時代にGSでバイトしてたからわかるんだが、経由や灯油は揮発温度が低く(と言っても、水より低いが…)、しかも静電気程度では発火しにくい性質がある。が、ガソリンの場合、給油してる傍から揮発するほど厄介な代物で、タンクキャップを外したバイクをひっくり返すと、速攻でガソリン吸着剤やおがくず(吸液性バツグンだし、後処理がラクw)等を撒いて除去した跡、床に残ってる分を洗剤で洗い流さないと次のクルマに給油できないんだよなぁ、危ないから。だから、セルフスタンドの給油機には必ず、静電気除去シートが設置されてるし、本来なら携帯電話も給油中は“御法度”なのよ。
ま、給油する際に必ず給油口の金属板を触るから大概の場合、静電気はクルマを通して除去できてるんだが、バイクの場合なそういう訳にいかない車種もある。(特にミニバイクw)だから、給油時には最低でも静電気除去シートを触ってからか、パソコンの組み立て時に使うアースをクルマ(特に金属部分)に繋いで作業するのがベターなんだよな。そういうのがない場合は、摩擦による静電気を防ぐ為にも、最低でも水で軍手を濡らした状態で給油ノズルを触る事をお勧めする。とにかく、ガソリンは揮発性が高くGSでは禁煙が当たり前なのは、給油中の爆発事故を防ぐ為だって事は、クルマに乗る以上は頭に入れておこう。