迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite announcer vol.41

ちょいと早いが、今月はこの週末にオカンの故郷である長崎まで行く用事(BMSの一周忌法要)がある為、競馬予想を木曜にやっちまおうという無謀な計画を立てたら、通常の“My favorite announcer”が更新できない可能性が出てきたんで、今日の更新でやってしまおう…て訳である。
で、今月はテーマを“戦う女性の…な話”という事で、先発は一部ファンからの熱烈なリクエストにお応えして、MBS水野晶子アナの話です。実は彼女、本来はこのシリーズで取り上げるべき“アナウンサー”ではないのです。てのは、彼女自身は元々タレント事務所からの契約社員であり、本来はMBSの所属(正社員)ではないんです。ただ、“契約の関係”で未だにMBSに籍を持ってるというだけで、本来ならとっくの昔に“タレント”として、他地方の放送局で喋っててもおかしくはなかったんです。が…そこにはキャリアウーマンが誰しも抱える問題と、彼女らしい切ない“恋心”が複雑に絡んじゃってるんですねぇ。

なんで、こんなキツい表現をしてるかと言いますと、彼女の同期は“蜂谷の弟”こと美藤アナ…つまり、彼女自身結構な年齢なんです。だけど、未だに独身。(う〜ん、ノコ姐さんとエエ勝負してるわw)でも、そこには、彼女なりの想いがあるんです。勘のいい人ならわかるとは思うが、結婚に踏み出せない…というより、真剣に異性を受け入れられない最大の原因が、実は努兄の存在だったりするんです。
というのも、彼女にとって努兄は“憧れの先輩”であると同時に“愛しい男性(ひと)”として見てた部分があるんです。でも、後に努兄は佐々木アナと結ばれてしまい、アキラさんの“儚い想い”はこの時点で木っ端微塵に砕けてしまったんです。この事がどうも彼女の心理に引っかかってる様で、それ故に折角イイ男との出逢いの場(番組で共演するなど)がありながら、その時の事が思い出されて臆病になってしまう…そんな事が何度も繰り返されたから以下略…って推測される訳ですw まぁ、努兄もなにげにロンゲの貧乳がお好み(佐々木アナ、スマン…)だった様なんで、“あどラン本”の2冊目をよく見ると、ワザとアキラさんの肩を抱いてたりしますw また、智恵ちゃんのトコでも紹介した通り、“MBSナウ”で坂上アナや修子アナ(“藤本”姓のアナを紹介するにあたって混同されない様にする為、あえて名前で表記します。)の代理として平松市長や努兄の隣に座る事もあった訳だが、アキラさんにしてみれば、できれば“正規のキャスター”として努兄の隣に座りたかったのが本音では…とオイラはなにげに思ってましたw
タレント事務所に所属する契約社員…特に女性の場合、個々の契約内容にもよりますが、基本的に結婚する事が“契約解除”の条件になってる事が多く、アキラさん以外の女性アナ(小堀豊子アナと智子おばさんは別。だって、彼女らは当時から“正社員”でしたからw)は、次々と伴侶を見つけて、どんどん“契約解除”になっていった訳である。その中でもスゴかったのが、後輩にあたる森口かすみアナで、契約して1年後にYTVの牧野誠三アナと結婚してしまったのである。仕事が面白く感じる様になってきた頃に“寿引退”は女性契約社員の性ではあるが、まだあんまり活躍もしてない様な段階でコレやられたら、堪ったモンじゃなかったであろう。だが、そんな“お局様”状態に拍車が掛かっちまう様な出来事が発生する。そう、男女雇用機会均等法の施行である。
つまり、正社員として採用された女性アナは、結婚後も辞職せず、産休・育休を上手く利用して復帰できる様になっただけじゃなく、努力次第では男性社員並みの役職持ちになる事も可能になった訳である。しかし、アキラさんにはこのルールが適用されない…契約社員故に、出世コースからも外れた存在だったから、常にマイクの前で言いたい事を言い続けない限り、後輩達からもバカにされる様な存在なのである。とはいえ、元々MBS自身には…特に女性アナの場合には、そういった学閥以外の差別は表向き上皆無な訳で、特に“あどラン”経験者同士では、そういった意識が無い。むしろ、アキラさんは後輩女性アナ達から慕われる存在であるのは確かで、今でも仕事上の相談事なら、何でも彼女が引き受けているのだ。
この春、番組の改編でライフワークだった早朝の報道番組が放送終了してしまったが、その一週間後、多くの番組リスナーに応えようと“聴取御礼”の手紙を、番組にコールバックしたファンに向けて送付した。こんな気の利いたパーソナリティーは、なかなかいないと思う反面、それをどうして恋愛の方に活かせなかったのかと、他人ながら考えてしまう。