迷馬の隠れ家 はてな本館

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米でもカステラは作れるんです?!

ちょっと、コレを見ていて、自分でも“手作りカステラ”にチャレンジしてみようと思った。しかし、普通に作っても面白くないし、このレシピ通りだと、どう考えても“スポンジケーキ”もどきになるのは必至である。(スフレ系のケーキの基本型なんだが…w)しかも、これから小麦粉は値上げ必至だし、日本人なら米でしょw てな訳で、たまたま“ひめじ菓子博”に行った際に手に入れたケーキ用の米粉(上新粉をさらに細かくした様なヤツ。ちなみに、パン用のヤツもあったのだが、そっちは材料が餅米w)を小麦粉代わりに使ってみようと考えたのである。で、ついでだから、牛乳アレルギーで普通のお菓子が食べられない子がいると想定して、牛乳の代替品として豆乳を使って作ってみた訳である。

材料に関しては、画像の方を参考にオイラ流のアレンジでは、卵3つと砂糖70g、蜂蜜(できればアカシアかレンゲ)30g…ここまでは普通なんだが、小麦粉と牛乳をケーキ用米粉(恐らく上新粉でも可)100gと豆乳50mlに変更して、作ってみた。あ、ちなみに型紙だが、生地を流す部分はクッキングシートに切り換えた方が衛生的だし、後の作業がラクw
1:ボウルに卵を割り入れて軽くほぐしたら砂糖と蜂蜜を加え、電動ハンドミキサーを最大出力にして全体が白っぽく固くなるまで(要するに、撹拌棒の先に付いた卵液で“の”の字を書いて消えなくなるまで)混ぜまくる。ちなみに、電動ハンドミキサーが無い場合は、普通の泡立て器でボウルを湯煎に掛けながらひたすら撹拌!!(ちなみにコレだと20分以上掛かるw)※スポンジケーキを作る時の“共立て式”という方法で、卵の黄身と白身を分けずに泡立てる方法で、焼き上がった生地がしっとりとするやり方。もっとフワフワでパサパサな仕上がりにするなら“別立て式”がある。が、素人にはコレで作る方が難しいと思うw
2:米粉は一度ふるい掛けして、1に加えたらゴムベラでざっくりと混ぜ込む。よく“泡を潰さない様に”というが、要するに粉っぽさが消えるまで、お櫃のご飯を混ぜる様な感覚でやると失敗しない。
3:全体が混ざれば今度は豆乳を加えてさらに混ぜる。この時も2と同じ感覚で混ぜると失敗しない。※豆乳の臭いが苦手なら、この時点でバニラエッセンスを加えても良い。
4:生地をクッキングシートでできた型紙に流し込んで、天板ごと軽く落として余分な空気を抜いて、アルミ箔で上を覆ったら160℃のオーブンに入れておよそ30分、じっくりと焼いていこう。ちなみにオイラんトコのオーブンはガス温風式なんで、ココらへんの火加減はオーブンの性能を確かめながら焼こう。※どうしても生地がパサパサになりそうなら、耐熱容器に水を入れて、予熱の段階で庫内の湿度を高めておこう。こうすると、適度な湿度のおかげで、焼き上がりもパサパサになりにくい。
5:焼き上がったらシートをはがして粗熱を取り、手で触れるぐらいに冷めたトコでラップにくるんで冷蔵庫へGO!!(もちろん、常温で冷ましても良いが、これからの時期だと一日放置すると、速攻でカビるw)よく冷えたら包丁で適当に切って出来上がり。
ちなみに、コレで本格的なカステラを作る場合、甘味料は水飴と白ザラメに切り換えた方がベター。また、コレは蜂蜜を使ってるんである程度の保存が利くが、だからといって過度に使うのは避けた方が良い。(加減しないと、小麦粉&牛乳で作るよりも焼き上がりが、かなりベタ付くんですw)
米粉で作ると、コーヒーよりも緑茶が合うカステラに仕上がります。また、見た目も小麦粉生地と変わりないんで、意外と気付かれませんw でも、小麦粉と牛乳アレルギー持ちには、ある種“救世主”なスイーツとして重宝すると思いますよ。