迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

エクウステーション 6月号

競馬ファンの皆様、こんばんは。今月も俺、シンがお届けするエクウステーションの時間です。
まずは今日行われた、第58回安田記念の結果からお伝えします。レースは、最後の直線に向かうところで内側から抜け出したウオッカが、他馬にダービー馬の実力を見せつけるかの様に突き放し、2着のアルマダを3馬身半の差をつけて優勝。注目されたグッドババは、途中で失速し17着と大敗しました。払戻金は、
単勝 5番 410円
複勝 5番 190円、16番 470円、3番 720円
枠連 3- 8 720円
馬連 5- 16 3,680円
馬単 5-16 5,970円
ワイド 5-16 1,430円、3-5 2,040円、3-16 4,880円
3連復 3-5-16 31,710円
3連単 5-16-3 145,690円
となりました。結果・払戻金に関しましては、必ず主催者発表のものと照らし合わせの上、ご確認ください。

次に、日本時間の早朝にアメリカ・ベルモントパーク競馬場で行われたベルモントステークスの結果です。日本からカジノドライヴが参戦し、また、ビッグブラウンの三冠が掛かったレースとあって、大変注目されたレースでしたが、直前になってカジノドライヴが左後脚挫石で出走取消となり、話題はビッグブラウンの“三冠達成”だけとなりました。が、結果は、ダタラが終始逃げて優勝。ビッグブラウンは馬体が故障したのか、見せ場無く最下位に敗れました。
次の話題です。2005年の三冠馬ディープインパクトが顕彰馬に選出されました。今年度の顕彰馬選定記者投票の結果、選定基準の『投票数の3/4以上』を大きく上回る得票数を獲得し、2004年に選出されたタケシバオーテイエムオペラオー以来4年振り28頭目の殿堂入りとなりました。この“顕彰馬”というのは、時代を彩った、またその時代を象徴する馬を意味し、競馬の発展に貢献したとされる“名馬の殿堂”であり、対象となるのは、過去20年間に及ぶ競走馬としての戦績で、最も優れた馬とされるものに与えられる栄誉です。今回はディープインパクト以外に、エルコンドルパサーアグネスデジタルスペシャルウィークハーツクライも候補に挙げられていましたが、11年振りの三冠馬凱旋門賞にも出走し、大いに競馬を盛り上げたとして、今回の結果となりました。
次に、迷馬さんからの話でもご存知の通り、1991年のエリザベス女王杯勝馬リンデンリリーが5月5日に繋養先で亡くなりました。90年の12月に新馬戦でデビュー勝ちし、紅梅賞では1位入線も他馬の進路を妨害したため、降着制度導入初の事例として13着に降着という憂き目に遭うものの、非凡なセンスを見せつけました。秋になり、トライアルのローズSで重賞初制覇を成し遂げると、本番のエリザベス女王杯では一番人気に推され、レースでも圧勝劇を見せたのですが、ゴール後に馬体に故障を発生(右前線屈腱不全断裂)し、そのまま引退・繁殖入りとなりましたが、ヤマカツリリーやハナイチリン等の有能な競走馬を輩出したのはご存知の通りです。ただ、去年から古傷が痛みだしたのか脚の状態が悪く、今年に入ってからは歩行も困難な状態になってたそうです。
華やかな世界にいる競走馬といえど、脚部の怪我は時として致命傷になる事も多いです。特にこの馬の場合、引退の原因が屈腱断裂ですから、なおさらです。馬の身体は…特に脚部は、この屈腱だけで骨をつないでいますから、屈腱に異常があると競走成績はおろか、歩行困難も生じるようになります。ですから、骨が無事でも腱が切れた為に脱臼し、予後不良になる事もあるのです。
今月の話題はここまでです。また、宝塚記念前日予想の際にお逢いしましょう。