迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

水難事故から身を守る方法。

それにしても、昨日の豪雨で神戸市内の都賀川で、川遊びしていた子供達が突然の洪水に飲み込まれるという痛ましい“事故”があった訳だが、本来、河川や海で遊ぶ時は、安全面に考慮した行動を取らねばならないんだが、護岸工事している都市部の河川…特に神戸の様に山と海が迫ってる様なトコでは、ちょっとした夕立でも、こういうことになりかねない。(亡くなられた犠牲者に、ご冥福御祈りします。)
という訳で、こういう事にならない様に…というより、巻き込まれない様にする為に、行政が改修工事を始めるのを待つよりも、緊急時に備えた、あるいは日頃からの水遊び…特に河川でのレジャー時における最低限の“対処法”を、ココでは紹介するとしよう。

まず、河川での水遊びにおいて、知っておきたい3つの“法則”がある。それは、
1)上流部に治水ダムがあると、雨天時は必ず下流は“危険地帯”になる。
2)都心部の護岸は、偶発的な洪水を想定していない。
3)一見水深が浅くても、本流部ではとんでもない水圧がかかる。
という事だ。故に、今回の様なケースでは、2)に該当するんで、回避策としてはこの場合、橋の下で雨宿りするよりも、濡れてでも急いで堤防の上に登る事が正しい判断であると推測される。つまり、河川では急な増水が発生した時の行動ひとつで、生死を分ける事になることを把握しておかなければいけない。だから、基本は“雨が降ってきた時点で、河川から離れる”という事を念頭に置いておきたい。
どうしても川面に入る場合、最低でも救命胴衣(いわゆるフローティングベストってヤツ)は着けておいた方が無難。特に釣り番組を見てたらわかると思うが、大概のアングラーは、本式であれ飾りであれ、救命胴衣を装着した状態で釣りを楽しんでいる。コレは、アングラー達の間で取り決められている暗黙のルールで、釣りの最中に船や堤防から海中や河川に投げ出されてもいい様に、予め救命胴衣を付けることが義務の様になっている。ちなみに、最近では自動膨張式といって、通常時は薄っぺらいんだが、緊急時には内部のボンベから空気が送られて膨張するタイプもある。(ま、詳しいことはダイワ精工のウェアの項目を参考されたし)
あと、河川にはその流れの中にも様々な動きがある。海にも“潮目”という潮流の境目の様なモンがある様に、河川のもそれが存在する。コレを見誤ると、予想してた以上に流されてしまうことがある。だから、深みに嵌らないことも大事だが、“河目”を見逃さない様にしないと、“河口付近で浅瀬でも溺死”という笑うに笑えない事態になりかねない。
コレを踏まえた上で、猛暑の中、水辺でのアウトドアを楽しもう。