迷馬の隠れ家 はてな本館

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あどランアーカイブ その49(恐怖!!ラジオ長老の襲撃?!)

“あどラン”も放送を重ねる毎にネタ切れが激しくなり、その度にラジオとのリンクネタや、“MBSナウ”の補足等で凌いでいた。特に茶屋町時代は毎度の如くネタ切れ企画のオンパレードで、よく吉本興業所属の芸人と絡むネタが放送されてたが、それに匹敵するぐらい恐ろしい(?!)ネタがある。そう、今やMBSパ―ソナリティーズの長老ともいえる、浜村淳が“あどラン”をジャックする企画である。千里丘時代の時は、あくまでラジオのリスナーウィーク期間のゲストとして登場する程度だったんだが、茶屋町時代になって、ついに“あどラン”を占領してしまったのである。

もちろんコレは、企画会議でもヤル気を無くしたアナ達を刺激する為の“苦肉の案”なのはいうまでもないが、当の浜村さん自身は、虎視眈々と深夜の放送枠でのレギュラーを狙っていたらしい。とにかく通常と違って、ひな壇にいるアナ連中も“よってたかってインタビュー”の標的にされてしまうわ、勝手に進行していたコーナーを止めに入ったアナ達が返り討ちに遭うわの“被害”を受けた。流石に百戦錬磨のラジオパーソナリティーだけに、1時間全部“自分の番組”に作り替えてしまったのには、視聴者も唖然とした訳である。
もちろん、浜村さんだけがこうだった訳じゃない。吉本絡みの場合は大概、西川きよしが指揮権を握ってしまい、アナ達よりも目立つ事しばしば。また、珍しく生放送でやった回では、たまたまテレビを見ていた嘉門達夫が“近所だから…”と言って乱入した事もw
だが、実際問題としてそんな事をやったからといって、視聴率が上がったという話は聞かない。そう、当時の視聴者は“あどラン”を、“アナ達の解放区”としてみなしていた訳であり、そこをタレントが占領する事は、たとえ企画上のモンであっても許されなかった部分である。故に、千里丘時代はタレント任せの“グータラネタ”は厳禁とされ、無理矢理でもアナ達が興味を示したり挑戦したい企画が“最優先”とされ、タレントはあくまで“ゲスト”として丁重に扱われていたのである。