迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

あれから23年…

今日は日航ジャンボ機が御巣鷹の尾根に墜落した日…当時オイラは中学生で、ちょうどその日は一家総出で和歌山の串本へ向かおうとしてた頃です。カーラジオから聞こえる惨劇の情報、その中に坂本九が搭乗していたという情報…にわかに信じ難く、夜中じゅう満天の星空に奇跡を願い祈ったのですが…結局、彼は燃え盛る炎の中で最期を迎えた。さぞ無念だっただろうと思いながら、もうそんなに経ってしまったんですね。

ただ、未だに行った事がないんですよねぇ…その現場には。もちろん、あの場所は遺族にとって“神聖な場所”ですから、興味本位で踏み入れる様な場所じゃない事は百も承知です。が、毎年行ってみたいと思いながら、なかなか行く機会がなく、いつもあの飛行機が到着するハズだった伊丹空港で、到着予定時刻のタイミングに合わせて黙祷するのが精一杯。だけど今年は、それすらやってやる時間が取れませんでした。
当時はちょうど、衆参ダブル選挙のタイミングで、しかもMBSの開局記念番組の収録日だった様で、そのスケジュールに合わせた格好で九さんは、あの飛行機に搭乗してたみたいです。でも、まさか大阪行きの飛行機が、そのまま天国へのフライトになるとは…恐らく誰も、想像つかなかったと思います。
霊媒体質のオイラですが、この時期だけはいつも以上に、“何か”を感じています。ま、お盆ですしねw だけど、今日だけは普段以上に、気持ちがざわめきます。空から多くの焼け焦げた人々…その中には63年前の戦争でそうなった人の魂も感じられますが、500人以上の犠牲者達は今も、恐らくあの茜空で大阪に辿り着けない事を嘆いてる様に思えるのです。それがわかるから、なおさら敏感になるんです。
改めて、当時のJAL123便に搭乗して亡くなられた乗員・乗客に、ご冥福お祈りいたします。 菊