迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite announcer vol.44

既にネタが枯渇状態にも拘らず、今月もやってまいりました“My favorite announcer”更新日w 今月は“君よスポーツ中継でアツくなれ!!”という事で、若干変化球気味のネタでお届けします。で、まずはレギュラー編、今年はオリンピックイヤーである事と、今月は高校野球シーズンなんで、そこ絡みでのネタでABC楠淳生アナの話です。今でこそABCを代表するスポアナですが、オイラが知ってるクッス(楠アナのニックネーム)は、かなりの“クセモノ”でした。そういえば、明日はクッスの51回目のバースディ…実は、今は亡き菫華の君と同い年です。(いかん、涙腺が…)公式プロフでは“アナウンサー界の島田紳助を目指してる”と公言してるが、どちらかというと、暴走型明石家さんま系なんだが…w

スポーツ万能がなぜか集まるABCアナ軍団の中でも、バスケで国体選手となったのは、クッスぐらいでしょう。なんせ、高校時代に和歌山県代表として出場したという輝かしい実績があるのだが、現在の姿はどう見てもそういう風には見えない。が、大淀の旧社屋時代は、3on3用のバスケコートが屋上にあったので、ヒマさえあればバスケボール片手に走り回ってたらしい。そんなクッスが“クッス”として活躍をし始めるのは、スポーツ中継ではなく当時やってた若者向けの深夜ラジオ番組、“ABCヤングリクエスト”(通称“ヤンリク”)でのDJである。この番組、現在でいうトコの“ミューパラ”みたいなモンなんだが、前半はともかく、後半は大暴走トーク(?!)がウリだった事もあり、特にクッス担当の曜日と“ケンケン”こと大岩賢一アナ(現在はFM長野で“ボスザル”状態だとかw)の担当曜日が人気だったこともあり、この番組が“放送終了”した後、土曜日の深夜に“☆☆(ほしほし)クラブ”なる番組でコンビを組んじゃった訳である。大岩アナは音楽好きとあって、DJとしてのカンの良さがあったのだが、クッスはどっちかというと、そういうセンスがまったくと言っていい程なかった。が、そのギャップの差がリスナーの間では大ウケした訳である。しかし、大岩アナがFM長野開局に伴ってABCを離れると、その活路をスポーツ中継の方へと向けたのである。ココから、“ラジオアイドルのクッス”から“スポーツ中継のエース楠”への進化の始まりといってよい。
しばらくして、クッスは“武者修行”と称して、およそ1年程アメリカに渡ることになる。目的は当然、今後メジャーで活躍するであろう日本人選手を取材する為に、アメリカでの野球取材の現状と実況センスを磨く為である。コレが後に、オリンピック公式競技となることを予期しての“修行”であったのはいうまでもなく、クッスの頑張りがあったからこそ、日本のオリンピック中継…特に野球に関する部分では、ドコの放送局でもやりやすくなった訳であり、それは後にWBC(ワールドベースボールクラシック)での中継にも活かされることとなる訳である。ただ、菫華の君の場合と違って、野球の場合はWOWWOWの岩佐徹アナ(元はCXフジテレビ)という“先駆者”がいて、そこから学ぶこともあった様だ。が、ABCにおいて言えば、クッスが“先駆者”である事には間違いない。
ま、素から“お調子乗り”な性格だから、失敗も数知れずだが、それを笑って話せる程アッケラカンなトコがあるからこそ、多くのファンから愛される“トラ番アナ”の一人として数えられているのは、ABCのファンなら誰もが知ってるトコ。だけどそれ以上に、責任感も強い。だからこそ、ABCの最年長実況アナとして、みんなを引っ張るリーダーとして、今日も実況席で吠えるのです。