迷馬の隠れ家 はてな本館

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マーティの真面目にプライオリティー 8月号(昨今のマンション事情)


今月は昨日までマスターの傍を離れ、家族の下に帰っていた関係で、この時間の更新となりました。どうぞご了承ください。
さて、今月の話題ですが、マスターが何やら、新築マンションを物色してる様です。というのも、“ヒデボー通信”を読まれた方ならご存知かと思いますが、マスターは今、近い将来に結婚される事を前提に付き合ってらっしゃる方がいまして、その方と一緒に住まわれる新居を探しているのです。で、中古マンションや戸建ても考えていたのですが、すぐ近所にある、とあるマンションのモデルルームを見学した時に、ちょっとボクのネタになりそうな話題があったので、ココで紹介したいと思います。

20年ぐらい前のマンションは、どちらかと言えば若い家族が生活する上での最低限の居住スペースを確保してる程度のが主流でしたが、少子高齢化社会となった今では、資産としての付加価値が問われる様になった事と、いわゆる“バリアフリー”という観点から設計されたレイアウトが一般的になってきてます。また、昨今では、サルターン回し等による空き巣被害も増えている事から、防犯面を考慮して、ホームセキュリティーのシステムが最初から入ってる物件もあります。その延長線として、最近では、医療機関と連携して、住民を対象にした健康相談や年に数回ある検診を無償で提供する(正確には、費用が共栄費に含まれている)マンションもあります。
コレは恐らく、そのマンションを購入される年齢層を考慮してのサービスだと思われます。というのも、購入者自身は大概、現地以外からの移住者で、周辺の医療環境に不安があるからこその“医療サポート”だと思われます。また、高齢者が増えれば、不測の事態が発生してもおかしくない訳ですから、こういった医療機関との連携が取れるマンションは、将来的に考えて、非常に価値が高いと思われます。耐震性や強度も住宅を選ぶ基準となりますが、これからの社会ではむしろ、医療機関と連携して健康面でのサポートもやってくれるマンションというのも増えるのではないでしょうか。
もちろん、各部屋のレイアウトでもそうですが、車イスでの移動や、不用意な段差を減らした構造は、足が不自由である事で移動が煩わしいと感じる事が減るのと同時に、健常者にとっても清掃がしやすく、動きやすいハズです。よく“ユニバーサルデザイン”という観点でスロープや手すり等がついた施設がありますが、後付けで作られたモノと違って、最初から考慮されたモノは、健常者でも使い勝手が良くて当たり前です。そういった意味では、最近のマンションは、設計の段階であらゆる事を想定して作っているのかがわかります。不動産はその名の通り、“動かす事ができない財産”ですから、長年にわたって生活する上で、安心して生活できる環境を、いかにして最初に作り上げるかが、今後のマンションに求められる価値観ではないでしょうか。(もちろん、耐震・免震性や、万が一、強度不足で倒壊した際の補償も考慮されたモノである事が前提ですけどね…)
以上、マーティでした。