迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

マーティの真面目にプライオリティー 9月号(知らないと損する敬老サービス)


今月も、“真面目にプライオリティー”をご覧いただきまして、ありがとうございます。さて、今月の話題は15日が“敬老の日”ということで、高齢者向けの料金サービスについてです。今週末から、海遊館では65歳以上の方に対して、敬老優待サービスを行います。リンク先(本文で色が変わってる部分)の優待券と年齢確認ができる公的証明書(免許証や健康保険証など)を提示すると、入場料が半額になります。また、大阪市在住者のみですが、咲くやこの花館では通年で、65歳以上の高齢者に対して、年齢確認ができる証明書提示で入館料が無料になります。(マスターの祖母が在命中の時は、どの地域の高齢者でも使えたらしいのですが…)

この他にも、大阪市に限らず、自治体によっては、70歳以上の住民を対象にした敬老優待乗車券(最近ではICカード型もあります)が交付されますが、交付する自治体によって、利用できる範囲は限られる場合もあります。(大阪市のは市営交通のみ無料になる。)
ただ、最近ではこの“敬老優待サービス”を悪用するケースも多く見られる様で、実施している自治体によっては、有料化や廃止を検討してるとのことです。身障者の件でもそうですが、ほんの一部の悪質な利用者の影響で、サービス全般が廃止に追い込まれるという状況になりつつあります。事実、大阪市ではICカード(ポストペイ方式)に変更して使用実態を調査したところ、ごく一部の利用者で1ヶ月に8万円程利用したケースがあったそうで、不正利用があったのではと疑われています。また、神戸市でも今年10月から、ICカード(プリペイド方式)に切り替わり、低所得者(年収120万円以下)以外は料金を支払う様になるとのことです。(とはいえ、地下鉄やポートライナーと六甲ライナーは、来年9月までは小児運賃の半額で利用できるとか。)
これらの自治体が行っている高齢者向けの利用料金サービスは、その割引分だけ、実際は税金で補填してる訳ですが、税収が少ない自治体では、こういったサービスをやりたくてもできないのが現状で、また、そういう高齢者向けの優遇措置を代行してくれる民間企業が少ないことも、サービスのバラつきになっているのではないでしょうか。こういったことを国会の場で真面目に論議して、実現させるのが国や自治体の仕事であって、政権交代だの行政改革だのと言って“選挙の為の政治”をする為に議員バッジをつけてる訳じゃないとは思うのですが…
ちょっと、衆議院解散がチラついてますね。でも、そういった議論をやってくれる政治家を選べたら良いですけど。では、また来月。マーティでした。