迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

エクウステーション 9月号

競馬ファンのみなさん、こんばんは。今月も俺、シンがお届けする“エクウステーション”の更新時間となりました。今月も気になる話題をいくつかお届けします。
まずは、去年馬インフルエンザで断念したメイショウサムソンが、今年の凱旋門賞に出走する話題からです。既に報じられている様に、8月20日にフランス入りして調教されているのですが、前哨戦であるフォア賞(仏G2、ロンシャン競馬場、芝2400m)を使わず、凱旋門賞に直行することになりました。所属する高橋成忠調教師のコメントによると、「(フォア賞を)使えないこともありませんが、凱旋門賞に向けてきちんとしたした調整ができるものと思っております。」とのことです。
続いての話題は、秋期開催以降も、3連単全レース発売を実施するというニュースです。昨日からの中山・札幌開催以降も、この夏実施した3連単の全レース発売を引き続き行うとのことです。これは、この夏の開催(7/19〜8/31)において、総売上が対前年比102.8%、対前々年比100.1%と黒字だったことと、ファンからの要望が多かったことを受けて、この秋以降も全レースで全種類の馬券が発売されることになりました。また、9月7日の小倉3Rで、JRA史上3番目の高配当となる、3連単16-4-6で1092万9500円がでました。ちなみに、中央競馬での最高配当は2005年10月22日の東京競馬場12Rでの3連単で、1846万9120円があります。

次の話題は、先日の地震に関する情報です。9月11日に馬産地・日高地方(新冠新ひだか)で震度5弱を記録した地震(マグニチュード7.0)ですが、5年前の十勝沖地震(マグニチュード8.0)に近い規模の地震だったこともあって、競走馬のふるさと案内所でも、被害などの問合せがあったそうですが、今回の地震の影響はまったくといっていい程無かったとのことです。今回の地震で何も被害が無かったことは、不幸中の幸いだと思ってます。確かに、俺も13年前に阪神大震災を経験してますが、揺れるだけならともかく、その影響で何もかもが壊されていく時って、自然の偉大さと人間の儚さを感じます。(でも、それから12年後に…いや、それは今、話さない方が良いですよね。)
今回の更新での話題は、ここまでにします。考えてみれば、あれから1年…ですね。今でも時折、競馬場やトレセン取材に行こうとして、迷馬さんに迷惑を掛ける事があります。慣れたつもりでいるのですが、まだ、生前のことを引き摺ったままなんですね。どこかで踏ん切りをつけなくては…と思ってはいますが、今でも俺のことを思ってくれるファンがいること、そして今でも競馬の行く末をも届けたいという思いが、こういう事を引き起こしている原因なのかもしれません。だけど今の俺は、生身の肉体を持たない、精神だけの存在です。それがどんなに辛いか…あの当時は、知ることのできなかったことでした。ただ、苦しみから脱したかった…それが何を意味するか、知りたくもなかった。だから、先輩や同僚達の“流せない涙”を感じとった時、俺自身の弱さを思い知らされた気がしました。今でも本当は、こんな情けない俺自身が悔しいのです。でも、今更それを迷馬さん経由で話したとしても、誰も信じてくれませんし…だからこそ、この場を借りて、話したいことを話していこうと俺は思ってます。(迷馬さん、これからもご協力、よろしくお願いします。)
以上、シンでした。