迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite announcer vol.45

なんだかんだで、もう9月の前半終了。いや〜、歳喰うと月日が流れるのって早いねw ま、そんなグチは置いといて、今月もサクっとやりますか、このネタを。
で、今月はヤケに大暴れしている檻牛の前身ともいえる、近鉄バッファローズ戦で怪気炎を起こす“猛牛アベロク”こと、ABC安部憲幸アナの話です。以前、宮根アナの話でも書いたが、どうも島根県出身のアナは総じて“喋り魔”になりやすい傾向にある。その“元祖”ともいうべきが、アベロクなんですよねぇw

そもそもは普通のスポアナだったんだが、なにぶん声がデカくてインパクトがある話し方だったのがウケて、つい最近までラジオのレギュラーを持ってた程だった。特に、野球実況において表現方法がユニークで、時折ファンからも茶化される始末。その真骨頂だったのが、バッファローズ戦での“エコ贔屓実況”なる手腕で、バッファローズの攻撃の時はまさに“うるさい”絶叫系バリバリな実況なのに対して、相手チームの攻撃になった途端に単調な実況をする…まさに“スイッチアナウンサー”なのであるw 当然だが、“虎バン主義”のABCにおいて、“猛牛ONLY LOVE”な姿勢は異端扱いで、それ故に“あの事件”がアナとして、そして“近鉄猛牛軍団”ファンとして、許せなかったのはいうまでもない。
ただ、ラジオではその喋りに定評があってファンが多かったのに対し、テレビではどうしても顔と声のギャップが激しかった事もあって、あまり活躍する事が無かったんだが、そんな彼がよくナレーターとして活躍してたのが、視聴者参加型の“ザ・ビンゴ”って番組。この番組は、ぶっちゃけた話、いたって普通のビンゴゲームで、テレビ局が制作してるから賞品が良かった。でも、オープニングでの掴みや、ゲーム説明時のナレーションは、常に彼による“その日のテンション任せ”な状態だった。だが、その激しい感情表現こそが、アベロクのウリであり、それを楽しみにしてるファンも多かった訳である。
ただ、ここ数年は野球実況から身を引き、ラジオパーソナリティーとしての仕事が殆どだった訳で、やはり今でも、“あの事件”…そう、オリックス近鉄が“球団合併”をした事が許せなかったから、現役を退いたといってもいい。そんな一途さもあるからこそ、多くのファンがその喋りに魅了され、ラジオを聴いていたといって良い。とはいえ、時代の流れには逆らえず、今年の春改編を機に、姿を消した。この点が、オイラとしては少し気がかりである。ま、情報がないだけに判断はしかねるんだが、やりたい事ができない状況が続いているからこそ、敢えてマイクの前を去ったのなら、潔い決断とみなしてやるべきなのかもしれません。