迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

菫華の君の一周忌

こんばんは、今日は俺にとって特別な日…そう、俺の“生前さん”である、広瀬伸一アナの一周忌です。もう、一年経つんですね、あれから。当日、迷馬さんはWeb上の知人から訃報を聞き、愛用のMacの前で号泣したんだそうです。一青窈の“大家(ダージャ)”の歌詞じゃないですけど、直接の面識はなくても俺の為に大粒の涙を零し、その最期を哀れんでくれた…ただそれだけで、なんか、こんな俺でも満更、人間として、そして、競馬実況アナとして最高の人生だったなぁ…って、今は思ってます。(ただ、悔やむなら、娘の花嫁姿、見ておきたかったなぁ…。)

たくさんの競馬ファンから愛され、支持された事は胸を張って誇りに感じても良いのでしょうが、俺自身はむしろ、“こんな拙い俺の実況で良かったのかなぁ…”って、いつも実況が終わる度に考えていました。でも、今にして思えば、そうやって自分自身を追いつめなくても良かったのかもしれません。けど、その積み重ねこそが、ファンに支持される源だったのですね。俺が目指してたモノは、きっと後輩達が叶えてくれると信じ、これからも競馬場内にある放送席の片隅で、見守っていたいですね。
先程、迷馬さんは俺の“生前さん”に対して、追善供養の読経をやり終えた時、止めどない涙が頬を伝ってるのが見えました。一年という時の流れが、あまりにも残酷で切ないと…。その気持ち、俺も同じです。同僚と、そして家族と別れてから一年…本当に早いものです。ま、競馬をやって頃も、あっという間でしたからね。ダービーが終わると、もう2歳新馬が次々とデビューし、気が付いたら有馬記念があって、年が明けてクラシック…その繰り返しに慣れると、余計に早く感じますね。だから、50手前でああなってしまった事、多くのファンが悔やんでくれたのかなぁ…って、今更ながら考えてしまいます。
迷馬さん、コレは俺からの願いですが、俺がいないからといって、競馬場で大泣きしないでくださいよ。俺、いつも迷馬さんの近くにいますし、淀や仁川は俺にとっては庭みたいなモノです。それに、俺の後輩達も一緒です。だから、俺の分まで競馬を楽しんでくださいよ。(あ、できれば、競馬観戦中にビールを一杯いただけたら、ありがたいんですが…w)

今日で、俺の“独り言”は終了です。お付き合い、ありがとうございました。では、レギュラー枠での更新時に、お逢いしましょう。担当は、シンでした。