迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite announcer“NEXT” vol.20

さて、昨日がKBCの沢田アナなら、こっちは“北の兄貴w”こと、STV札幌テレビ放送明石英一郎アナの話をしないといけませんね。今でこそ“どさんこワイド180”や“Dアンビシャス”とテレビでの活躍(但しローカルのみ)が多いんだが、かつて平日深夜のラジオで、“うまいっしょクラブ”や“アタックヤング”と言えば、彼の出番でした。そんな“お笑い系アナ”も、現在のSTVではアナ達のまとめ役。工藤アナ以来のSTVネタだが、ここはかつての“ラジオ四天王”として敬意を表して…
あ、そうそう、iTunes Storeで一時、“うまいっしょ”のアーカイブがPodcasts配信されてたんだが、現在はやってない様だ。ま、今後復活するかもしれないから、興味あるヤツは公式ホムペで確認してくれ。

個性派揃いのSTVの中でも、明石アナはかなり特殊な方で、見た目はいかにも旭川(明石アナの出身地)の“純朴青年”なんだが、一度その声を聞いたら、あまりのギャップでド胆を抜かれる事であろう。なにせ、顔と声がまったくマッチしてないアナは何人か知っているが、ここまで期待を裏切られると、むしろ清々しいぐらいだ。だが、性格はいたって真面目。だからこそ、本当は報道の方に行きたかったのだろう。
でも、真面目だからこそ、本当は多くの人々に“笑顔”を届けたいという想いもある。だからこそ、若手時代はバカな事を散々やってる訳で、“どさんこワイド”も最初の頃は、生放送中のアクシデントを“楽しむ”為の番組という位置付けもあった訳で、その発端はやはり、ラジオの“アタックヤング”だったと言っても過言でない。特に、投降リスナーの殆どが道内の中高生だったんだが、この時代は昨日も話した通り、遠方リスナーが飛びにくい電波(STVラジオの本局は、出力が50kWなのに周波数が1440kHzだったため、大阪で受信するのに一苦労するw)を必死に捕らえて聴いてた程だった。だからこそ、多くの道民リスナーに混じって、東京や千葉等、関東圏のリスナーに向けて放送する事もしばしばあったのだ。
そんな彼が、本気で報道やワイドショー形式のテレビ番組制作に加担するのが80年代後半の話で、これが“どさんこワイド212(スタート当時の北海道内にあった市町村数が212だったから)”という番組な訳である。で、コレを機にSTVラジオの深夜番組から、スター級のアナ達が次々と降板した訳であり、それとともに、多くのリスナーが“どさんこワイド”へ流入したのである。実は、今でもそうなんだが“どさんこワイド”は北海道の“夕方の定番”で、平日なら殆どの飲食店や家庭で見る事ができる程の人気番組なのだ。(てか、他の番組を流してる飲食店を見た事がないw)それぐらい道民にとって、STVは“ガチで信用できるマスコミ”なのである。また、そのコミカルなイメージが中継の時(特に札幌を離れた場合)にバカ受けで、普通に話せばくだらないオヤジギャグも、彼が話せば大爆笑なんてのは日常茶飯事。だからこそ、多くのファンがそれを見たさに“どさんこワイド”を見てるといっても過言じゃない。
80年代において、“ラジオ四天王”として君臨してた時、そのライバルともいえる存在だったのは、今ではすっかり“全国区”になっている木村洋二アナなんだが、どちらかというとオイラから受けるイメージは、非常にがめついというか、しつこさだけが目立つ。その点、明石アナは決して人気に驕れていない様な気がする。それは今でも、全国ネット番組に登場しない点から考えても、好感度が持てる。そういう意味ではもったいない様な気もしないんだが…。