迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite announcer vol.47

さて、いつもだったら毎月15日に更新する“My favorite announcer”だが、今月はエリザベス女王杯(G1)前日に当たるんで、今日の更新という訳である。で、今月のテーマは“アイドルを探せ!!”という訳で、先手は毎度おなじみのラジオNIKKEIから、菫華の君…もとい、今は亡き広瀬アナの同期で“元祖アイドルヲタ”の佐藤泉アナにまつわる話です。今でこそ、ヲジサンのヲタ振りをキモがってるリスナーは多いが、そもそもラジオNIKKEIが“ラジオたんぱ”だった頃から“アイドルヲタ”と言えば、泉タソ(同性のアナがいるんで、ここでは某掲示板流儀で表記させてもらう)を指してました。そして、もうひとつの顔が…っとコレは本編で話すとして、加齢による滑舌の劣化が激しい為に、多くのファンから批判されがちだが、本人はむしろ自分から願って選んだ道。ダービー実況だって有馬実況だって、もしも広瀬アナが本社勤務を選んでいたら叶わなかったハズ…そう言われがちだが、本当は真逆だったのかもしれませんよw

(´審`)ノ迷馬さん、今月は佐藤の特集ですか?何だったら俺、手伝っても良いですよ。
ちょっとシンちゃん、コレはオイラの仕事だよ。手伝ってくれるのはありがたいが、更新作業の邪魔はしないでね。
壁|審`)ノシ了解。

失礼、では気を取り直して…福島県人にとって、競馬は一年の中でもっとも楽しみな娯楽であった。特に昔は夏の開催を待ち望んで、“競馬貯金”なるモンをやってたファンもいた程で、中央競馬を生で見られる東北で唯一の競馬場故に、地元ファンはこよなく愛してる。泉タソのそんなファンの一人で、高校時代から開催中の福島競馬に行くのが好きで、毎年開幕を待ちわびていた。そんな彼にとって、競馬実況アナという職業は“憧れの職業”であり、もうひとつの目的…そう、“アイドルヲタ”にとっての聖域である生でアイドル達と一緒に過ごすという目的を果たす為にも、うってつけの職業だった。だからこそ、人一倍にアナウンサーになりたい想いが、彼を東京へと誘ったのではなかろうか。しかし、現実を考えると、東北人ゆえのコンプレックス…そう、方言(福島弁)がアナとしてはネックになってた訳である。そして、もうひとつの欠点が、今でいうトコのいかにも“キモヲタ”な見た目である。プロフの写真を見てもらうとわかるが、ファンは見慣れてるからどうってことはないが、かなり姿勢が歪んでる事に気付く。だからこそ、見た目の華やかさで勝負するテレビではなく、声だけで勝負するラジオを選んだのだろう。そして、基礎的なアナウンスを身につける為に通った赤坂アナウンス塾(当然だが、ラジオたんぱのアナウンス学校w)で、横浜生まれの広瀬アナと出逢うのです。
共に映画好きという事もあって、教室で雑談する時も映画の話が中心で、自分達が見た映画を熱く語り合う事もあった様で、その関係はラジオたんぱに入社してからもしばらくは続いていた様です。が、転機は突然やってくるモンで、入社して研修終了とともに、広瀬アナは“武者修行”という事で大阪支社に転属となり、その3年後、入れ替わるカタチで泉タソは大阪支社に行く事になるのです。しかし、この事が後に二人の運命を分ける結果となるのは、この時点では誰一人気付かなかったのです。そしてそれは、後の“悲劇”の始まりだとは知らず…。
本社勤務になって以降、三競オート(馬・舟・自転車・オートレース)に仕事で関わる機会が増えるのだが、そこで競輪の“師匠”と出会う事になる。それはTBSの今は亡き林美雄アナで、競輪の楽しさやギャンブルとしての難しさを教えてもらい、ここから、自転車競技に対して興味を持ち、また本社スタジオが日本自転車会館(要するに、競輪関連の施設w)の中という事もあって、本格的なロード競技用の自転車に乗る事になるんだが…現在は部屋の片隅でホコリを被ってるらしいw なんだかんだ言われながら美雄アナに可愛がられてた事もあって、美雄アナが亡くなられた時、しばらくそのショックで立ち直れなかったとか。
更に面白いのが、無類のパソヲタでもあること。今みたいにインターネットの環境も整っていなかった時代から、ニフティサーブの通信網を通じてパソコン通信に没頭していて、現在でも某掲示板の競馬板に“降臨”する事もしばしば。むしろ、自分の悪口を書かれていないかをチェックするのが日課らしく、それをラジオNIKKEIのホムペに反映してたりするw 基本的には、インターネットやメールに関する問題が発生すると、まずはWebmasterに頼まずに泉タソの方に依頼が回るらしい。そういう意味では、しゃべって部の連中も頭が上がらないんだとかw
そんな泉タソにとって一番のショックは、やはり去年の“あれ”でしょう。本当はもっと一緒に仕事したかったのに、そして、本当ならばダービーの実況は自分や白川アナじゃなくて、菫華の君だったのでは…だからこそ悔しかったし、一番辛かったのではないでしょうか。

(´審`)やっぱり俺、アイツに無理させてるのかなぁ…視力のハンデとか、アクセントがアナウンスに不向きだったとか…それなりにアイツ、改善の為に努力してるのは俺が認めます。でも、だからと言って、俺とアイツを比較しないで欲しいんです。俺は俺ですし、アイツはアイツです。だから、アイツに俺と同じ技術を求めたり、俺と同じ実況をやって欲しいと要求するのは、アイツに対して失礼です。俺の事を、今でも好きでいてくれるなら、どうかアイツの事、暖かく見守ってやってください、お願いします。

ま、シンちゃんもこう申しておりますので、グダグダな実況でも、それはそれで見逃してやってくださいなw