迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

不況だからこそ、田舎へ帰れ?!

この年末年始、東京の霞が関には契約を打ち切られた派遣労働者が“派遣村”なる救済施設を作って、年越しをした様だが、どうして彼等は故郷に帰らなかったのだろうか?冷静に考えればわかるが、兄弟がいる場合はともかく、そうじゃないなら、家業の農業や漁業を受け継いでやってた方が、よっぽど収入も良いし雇用不安も少なくて済む。なんといっても、衣食住すべてが整ってて、なおかつ“終身雇用”が保障されている職種とは、結局のトコ農林水産業か伝統工芸の類であって、企業への就職は、そういった技能がないモンのための“受け皿”であると見限るべきで、食べていけるだけの、あるいは、転用できるだけのモンがあるヤツは、とっとと都会から離れ、悠々自適の“田舎生活”をやるべきだと思う。

“故郷がない”って言ったって、それは両親が都会で生活しててそうなってるだけの話であり、自分自身が望んで畑仕事や漁をやってみたいと行動を起こせば、限界集落をたくさん抱える自治体は、条件に似合う住宅物件と、それを取得するための必要となる固定資産税等の減免をやってくれるし、その影響で必要なインフラを整備してくれる。つまり、便利さを求め過ぎて都会に無理矢理住んでるから苦しいのであって、余程でない限り日本では、ドコに住んでても都会と同じ感覚で生活する術がある。それを実行するかどうかは、自治体と集落の住民の気持ちに掛かっている。
つまり、限界集落ができる原因は、インフラ整備の遅れと第一次産業(農業・林業・漁業)以外の産業がなかった事であって、それを逆手に就農希望者や伝統工芸の技術を習得したいと志願した者だけを集めて、そのための研修をやらせるべきであり、血縁関係による“後継者育成”という習慣を正せば、食料自給率のアップと雇用促進の一石二鳥になる。つまり、都会で商売しようと思うから安定しないだけでなく、“守りの経営”に陥ってしまうのであり、“攻めの経営”をやるには、いわゆる“都落ち”をやったとしても恥にはならない。
職業選択の自由”は憲法で保障されているが、それは同時に“都会に住む権利”ではない。雇用で贅沢ヌカすヒマがあるなら、真面目に将来を見据えて、スロー&エコロジーライフにシフトしていく方が賢明ではなかろうか?事実、オイラは今でも、自らの手で開拓した農地で、細々と農作物を育てながら、大好きな馬と一緒にいられる生活に憧れる一方で、現在の底辺サラリーマンをのんびりやりながら競馬に没頭できる生活も捨て難いと思っている。でも、ま…本気で農家をやれと言われたら、それこそ死に物狂いでやってると思う。(てか、いつかは北海道か長崎のどっかで、そういう生活をやってみたいw)