迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

気になっていたから…

ご承知の通り、去年の夏にMBS千里丘放送センターは取り壊しになったんだが、どうしても気になる事があった。それは、正面玄関付近駐車場内にあった、大阪万博で当時展示されていたオブジェの一部、“空”という作品。鋼鉄のうねりが特徴で、空色の塗装が施された、風を具現化した様なデザインの作品だ。そもそも、万博終了後に近所だった事もあって、MBSが千里丘放送センターの玄関口を飾るオブジェとして譲り受け、完全閉鎖になるまであの場所に“鎮座”していた、いわば“老山桃の化身”ともいえるヤツだ。オイラもちょくちょく遊びに行った(と言っても、千里の湯を利用するか、放送文化館でボーッとしてたかぐらいだが…あ、そういえば“聖地”のAスタにも2回程入ったっけw)場所だけに、よく覚えている。しかし、あの場所がなくなると、当然アレも“屑鉄”としてスクラップ工場に持って行かれたのでは…っと思ってたんだが…


ここにいたのか…



昨日、不意に万博公園へ行ったとき、いつもの日本庭園前駐車場にクルマを置いて散策しようと思ったら、丁度ゲート正面に見慣れた“物体”がそこにいた。まぎれもなく、あのオブジェだ。少し嬉しくなって駆け寄る…オブジェそのものは38年振りに元の場所(よりもだいぶズレてるが…)に帰っていた。説明書きではMBS協力の下でその場所に設置したとなっているが、本音はおそらくMBSから泣きが入って、引き取ったのがオチだと思うw
でも、ま…ヒデボーにとって“代替地”が万博公園であった事が、なによりの救いだろう。千里丘の想い出とともに、これからは太陽の塔が見える場所で、子供達のはしゃぐ声を聞きながら、万博の森で眠るだろう。