マーグとヒデボーのクロストークw

マーグ(以下グ):ういーす、今日は対話をしろってマスターが言うモンだからよう、どうしようって思ってんだけどさ…
ヒデボー(以下ヒ):こんばんは…Σ(ﾟДﾟ;ﾉ)ﾉ　ｹﾞｯ!! マーグ先輩?!
グ:んだよマスター、最初っからヒデボーがいるならいるってアナウンスしてくれよ。シンかマーティと喧嘩したかったのに……(￣｡￣; )ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
(そうなるだろうと予測したから、ヒデボーを“生け贄”にしたんでしょw)
ヒ:ガ━━Σ(ﾟДﾟ;ﾉ)ﾉ━━ン！ボクって、そんな役回りっすか…
ｳﾜｧｧｧｧｧｧヽ(`Д´)ﾉｧｧｧｧｧｧﾝ!
グ:落ち着け、ヒデボー。オレは獲って喰ったりしねぇからw

ヒ:((((；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　そ、そういえば、ボクとマーグ先輩でトークする事って、今までなかったっすよね？
グ:うーん…(〃￣ω￣〃ゞ　確かに、言われてみればそうだな。オマエとオレだと、あんま接点がなかったというか…だからといって、過度に怯えるなって。オレとオマエじゃ親と子の差ぐらいの年齢差はあるけど、“オバケ”の立場じゃ、それすら関係ねぇってば。
ヒ:で、でも…その…マーティ先輩と一緒で、傍に近寄り難いんです。もっとも、ボクはどっちかといえばマイナーな存在ですし、“生前さん”自身の格も違うし…
グ:わかってねぇな、それがどうしたっていうんだい？どんなに“生前さん”が立派でも、魂だけの存在だと、生前時の価値なんて無意味だぜ。それをどれだけ、思い知らされた事やら…
ヒ:え、どうしてです？
グ:マーティやシン、それにオマエの場合、幸か不幸かマスターが音源や映像のデータを残してるから、いくらでもなんとかなるさ。でも、オレの場合、そのアーカイブデータそのものがレアなんだよ。こないだも“You Tube”ってヤツだっけ？アレでオレの映像データがあるかなぁ…って探したけど、メインではないからなぁ。偶然スタジオに居合わせてとか、そういうのでしか“証拠”がねぇんだよな。
ヒ:そうなんですか？
グ:ああ…しかも著作権絡みで削除された形跡もあるんで、Webでもデータが見つかりにくいんだ。
ヒ:放送局にとっては、過去の番組も貴重な“財産”ですから…視聴者がWebでそんな映像を(違法と知りながらも)アップロードしてる事が、許せないんでしょう。だけど、当時の映像を見たいと思ってるファンはたくさんいる…充分商売になるのをわかっていて、それをやらないって事が、おかしいですよね。
グ:そうなんだよ、そこが重要なんだ。今の業界経営難の原因は、インターネット環境が整ってきているのに、それに対応しきれていない事と、後から考えて貴重な画像があったにも関わらす、ロクな管理もしなかった事だと思うぜ。オレらみたいに、時代を牽引してきたモンいとって、その“証拠”が放送コードの都合(※)でもみ消されている事が、どれだけ悔しいか…
(※:業界人じゃないんで詳しい事は知りませんが、放送後に芸能界を去った人は、契約の関係で“顔出しNG”となる場合が多く、故人も遺族や管理事務所からクレームが出て、一切再放送ができなかったりします。)
ヒ:それじゃ、ホントにマーグ先輩の場合、ファンがデータを保持していない以上、消えてしまう危険性が…
グ:もちろん、それはオマエらだって同じさ…でも、多くの人に自分の存在を覚えてて欲しいモンにとって、コレって辛いぜ。
ヒ:ボクの生きてた証…
グ:そうさ。遺ってるって事は、それだけ分、他の見ず知らずのファンが覚えててくれている証拠だぜ。
ヒ:でも、千里丘が無くなったって…
グ:なに言ってんだよ。建物は無くなったけど、“想い出”は場所を変えて存在してるって、マスター言ってたぜ。
ヒ:…マジっすか?
グ:ああ、マーティとシンから聞いたんだけどよう、オマエにとっちゃ大切な場所…千里万博公園内に移設されたって事だぜ。
ヒ:…よかった、あの場所に帰れる・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・
グ:ホントにオマエって、マスターと一緒で万博公園が好きだな。ま、オレもあのスタジオは、何度か行った事あるけどな。
ヒ:え、マーグ先輩は確か…
グ:バーカ、フリーになってからの話だよ。ただ、オマエがいなかった時代に、番組でゲストで呼ばれたって程度だよ。
ヒ:あ〜、なるほど。それじゃ、ボクと直接の接点はなくても、なんとかなるって訳っすね。
グ:ん、ま、そういうこった。