泣けた…

はぁ…やっぱ“銀河漂流バイファム”は泣けるねぇ。いや何、さっきDVD全巻を見終えた訳でw 一部の関係者の話では、視聴率が取れないわ、グッズ販売に繋がる話じゃないわで当時、何度も打ち切りの危機があったという。が、今の時代に見直せば、こういうアニメが深夜やCS放送のみってのは、かなりもったいない。これこそ、本来アニメの面白さを存分に楽しめるアニメじゃないのかな？あ、そういえばコレ、後日談のOVAが３巻あるんだよねぇw

宇宙へ移住した地球人と、元々荒れた星を再生しながら地球との交信を計っていたククト星人の“行き違った感情”から来る戦争のせいで避難する途中だった子供達13人が、様々な困難を乗り越えながら生き別れになった両親を捜す為に外宇宙演習船ジェイナスに乗って彷徨う話で、コレにでてくる機動メカが“バイファム”ってヤツ。そもそも、この“バイファム”でのドンパチは放映権があるMBSは、いわゆる“ガンダム”路線にしたかったらしいんだが、監督(当然、あの方です)が丁度“イデオン”の路線を継承したアニメを作りたかったらしく、それでモメたのが真相らしい。が、コレ自身は実のトコ、アニメファンにとっては内容が画期的で、意外とファンが多かったんだが、あまりにもターゲットにしたかった小学生程度の子供にはイマイチだったようである。とはいえ、後にサンライズがMBSで“ガンダム”シリーズの放映をやる縁を結んだアニメだったのはいうまでもなく、また、コレの“番外編”(というより、描けなかった中間ストーリー)として“バイファム13”てのも放送したのはいうまでもない。
あ、“イデオン”についてちょいだけ説明すると、コレも異星人と地球人との“すれ違い戦争”による悲劇を描いたアニメだが、こっちの方が、意外にも海外でウケたというオチがある。(結構、きわどいシーン連発なんだが…)