迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

なに、名鉄だけじゃなく、水間もか?!

ご存知の方も多いだろうが、今月から、“PiTaPa”の利用範囲に、水間鉄道が加入した。コレは、南海の貝塚駅から水間観音駅(旧:水間駅)までの超ローカル路線で、実は破産申請を出している超赤字の鉄道会社だ。元々、使っている車体が南海のお古だったりする訳で、本来だったら南海が吸収しててもおかしくないんだが、採算が取れない区間をバッサリ切ってきた南海がそんな事するハズもなく、“杵屋”(うどん屋)とか“グルメ”(サンドイッチショップ)等を展開している飲食会社のグルメ杵屋が支援してなんとかなってる訳だ。だから、現在は“グルメ杵屋の子会社”という異業種が運営している鉄道会社って訳だ。ま、2年前から“スルッとKANSAI”に加入してはいたんだが、やっとこ“PiTaPa”導入の準備ができたという訳で、今月から運用開始となった訳である。

で、昨日近鉄の某駅で名鉄のフリーペーパー(たまに置いているのよ、コレw)を見つけて読んでいたところ、来年以降、名鉄でもICカードによる乗車システムを導入するとの事。今んトコ、予定では“TOICA”との相互利用を主眼に置いているらしく、ポストペイ方式(“PiTaPa”の方法)ではなく、プリペイド方式(“ICOCA”等の一般的な方法)で運用するらしい。う〜ん、できれば近鉄との相互利用を考えているんなら、“PiTaPa"との相互利用を最初からできる様にしてくれないかなぁ…。
てのも、コレが実現すれば、山陽姫路網干から名鉄豊橋名鉄岐阜まで、私鉄のICカードだけで行ける事になる。つまり、JRを使いたくないヘソ曲がりな鉄ヲタにとって、コレはかなりの行動範囲拡大をも意味するのだ。もちろん、利用できる範囲がデカくなるという事は、それだけ分の運賃をカードにチャージしたり、後でクレジット決算で請求される事も意味する訳なんだが…w
もう、こうなってくると、後は連続乗継ぎでICカードが使えるのはドコだという話にもなってくるが、今んトコ、その“反則技”が使えるのは皮肉にもJR西日本の“ICOCA”だけであり、そこんトコがネックかも。もっとも、関東の“PASMO”がコケ気味なのは、関西の“PiTaPa"よりも使い勝手が悪い(関東一円でしか使えない)ことが災いしてる訳で、そこをなんとかするためにも、名鉄にはちょっと頑張ってもらいたい。だけど名鉄が、この際だからと“スルッとKANSAI”に加盟したら、大爆笑モノなんだけどw