迷馬の隠れ家 はてな本館

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マーティの真面目にプライオリティー 2009年6月号(脱水症状に対処する方法)


みなさん、鬱陶しい梅雨時になりましたが、いかがおすごしでしょうか?今月もボク、マーティがお届けする“まじプラ”にお付き合いください。
さて、これからのシーズンは気温と湿度も上がってきますが、それに伴って、大量の汗をかく事も多いかと思います。今回は、正しい水の取り方と、万が一脱水症状を起こした場合の対処法をご紹介します。まず、みなさんは喉が渇いた時、どんな飲み物を選びますか?基本的に、アルコール類は利尿効果があるため、却って脱水症状を悪化させる事は、ご存知ですよね?え、そんなの知らないって…確かに、激しい運動をした後のビールは格別でしょうが、アルコールがある以上、体感的には“水分補給”にはなっているかもしれませんが、実際は肝臓でのアルコール分解等に必要以上に水分が奪われ、却って血液濃度が濃くなり過ぎてしまうのです。その結果、痛風動脈硬化などの疾患を引き起こす原因にもなっているのです。ですから、スポーツの後には、電解質や糖分の補給を前提としたスポーツドリンク、あるいは少し温めの麦茶が効果的なのです。また、疲労回復期に炭酸水を飲む事は、老廃物の排出に効果があるため有効ですが、コーラやラムネといった糖分が多い炭酸飲料よりも、ミネラル炭酸水を摂取される方が良いでしょう。

とはいっても、実際問題、脱水症状を起こした場合、どうすれば良いのでしょうか?実は、スポーツドリンクを水で割って、ほんの少しだけ塩を足せばなんとかなるのですが、現在では、“経口補水液”なるモノが開発されています。スポーツドリンクの先駆者“ポカリスエット”を開発・販売してる大塚製薬から、“OS-1”というのが発売されてます。(リンク先から購入可)これは本来、下痢や嘔吐、過度の発汗によって脱水症状を起こし、水分と塩分が不足した時に用いる経口補水療法に用いる専用のモノですが、通常のスポーツドリンクよりも、塩分が強く感じるそうです。(マスターは、まだ飲んだ事がないらしいw)しかし、脱水症状で水を飲んでも渇きがが治まらない、あるいは、却って水分補給になっていない時にこれを用いると、かなり改善します。ただ、これは厚生労働省から“個別評価型病者用食品”という許可が下りているため、大型のドラッグクトアーやスーパーでも取り扱ってないところの方が多く、また、医師や薬剤師から食事療法として指示された場合に処方箋が下されるため、その指示通りに摂取しないと無意味です。
あ、ちなみに、“個別評価型病者用食品”というのは、基本的に、特別用途食品に指定されている食品の中でも、特に特定の疾病のための食事療法に用いて病状改善等の効果が期待できる食品で、しかもその根拠として医学的にも栄養学的にも実証されているモノに厚労省が許可している食品という事だそうです。とはいえ、それを大量に摂取したからといって、病気が早期に治るというモノではありません。(逆に、アレルギー等の影響で悪化する場合もあります。)
最悪の場合は、病院で生理食塩水を静脈注射(点滴)をする方法もありますが、それを少しでも避けるためには、こういうのがあるってことを、覚えておいてください。ちなみに、こちらのサイトでは、“OS-1”の代わりに家庭でも作れる、経口補水液の作り方も紹介されてます。緊急時の処置として使う分には、この方が安上がりかもしれませんね。(敢えてアレンジするなら、このレシピに塩昆布か昆布茶を少量、加えた方が良いかもしれませんね。)
今月はここまでです。来月の“特別月間”では、ここのところ国会でも審議されている、脳死と臓器移植についての話題を、トコトンやってみようと思ってます。では、お相手は、マーティでした。